送り込み運用は設定されるのか?

昨日の鉄道ブログで今年10月14日に行われる、JR東日本ダイヤ改正について書き込みいたしましたが、黒磯~新白河で運転される、E531系の運用について考えてみました。

黒磯~新白河間は22.1kmですが、配置区の勝田車両センターから水戸線で営業運転を行いながら、黒磯~新白河間の普通列車の運転を行う場合、小山~黒磯間の82.7kmを営業運転しなければ、無駄な回送距離が生じてしまいます。

僅か数キロの回送で有れば、運行上の経費も最小限で済みますが、82.7kmを送り込みの為に回送するのは、余りにも無駄に長い距離だと思います。

しかも交直流電車のE531系ですので、段落としの運用で営業運転しながら、送り込みを兼ねた営業運転が良いかと思います。

改善策としては、水戸線で夜間・深夜の運行後、小山車両センターへ回送し汚物処理の整備等で滞泊し翌日、宇都宮線の小山又は小金井始発の普通列車を黒磯行きとして運転し、黒磯で簡単な整備した後に、黒磯~新白河間の東北本線普通列車の運行に充当すれば良いのではないかと思います。

最も効率が良いのはE531系3000番台を、郡山総合車両センター配置にすれば良いと思いますが、勝田車両センターでは0番台・3000番台の付属編成共に、上野東京ラインの運行で品川方面への直通運転にも充当できる様にしたいみたいですので、配置区は勝田車両センターのまま常磐線水戸線も従来通り、運用に就かせる様です。

そうしますと0番台も春~秋に掛けては、走行距離の調整や検査周期を考慮して、東北本線の黒磯~新白河間の運用に就く可能性も高くなりそうです。また検査や運用の都合上では春~秋に掛けて、E501系も運用に就きそうな感じですね。

E501系・E531系も水戸線を経由して、勝田車両センターから郡山総合車両センターへ検査入出場の為、東北本線(小山~黒磯間は宇都宮線)を回送しておりますので、運行上は支障無いと思います。

2017年4月現在、黒磯~新白河間の普通列車は19往復運転されており、その合間を縫って首都圏~北海道・東北をを結ぶ貨物列車も運転されております。

新白河駅東北新幹線の接続駅でもございますので、新幹線からの乗換客や通勤・通学客の時間帯を考えて、充当する車両も考えて欲しいと思います。旅客が少ない時間帯はキハ110系のディーゼルカー2両又は1両でも良さそうですね。

写真は水戸線の下館~新治間を走るE531系電車の小山行き。(撮影日2016年3月21日)


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