武蔵野線を走るJR貨物のEF66牽引貨物列車

こんばんは。当鉄道ブログでも何度か紹介しております武蔵野線の撮影地、西浦和北朝霞間で先日の3連休に撮影した、JR貨物EF66型機関車牽引の、コンテナ貨物列車5082レの写真を今夜はお届けいたします。

こちらの貨物列車は、山口県宇部貨物ターミナルを発車し、埼玉県の越谷貨物ターミナルへ行く、コンテナ貨物列車でございます。こちらの牽引機関車はJR貨物の吹田機関区配置のEF66が、主に牽引しておりますが、原色のEF66が牽引の場合、武蔵野線の撮影地は沿線撮りをする撮り鉄で、賑わいを見せます。

特に原色のEF66の0番台は、老朽化や次世代機関車の増備で廃車が進み、0番台も僅かな両数しか稼働しておらず、最後の勇姿を撮影したい撮り鉄で、武蔵野線の有名撮影地も賑わっております。

EF66は0番台の方が人気が高く、嘗てブルートレインも牽引して、14系・24系客車との組み合わせで、東海道本線山陽本線寝台特急で活躍した実績もございますので、JR貨物へ移籍したEF66も撮影の対象となっております。

しかしJR発足から2年後に増備された、EF66の100番台は残念ながらあまり人気が無いのか、鉄道ブログでもライトの角張や塗装で、「サメ」と呼ばれて他の方の鉄道ブログやSNSで、あまり良い評価が多いのも残念だと思います。

EF66の100番台は、1989年から1991年に掛けて33両が製造されました。外観はEF66の0番台のマイナーチェンジ版と言った感じで、重厚なイメージの0番台に比べると、100番台の方は軽い感じの機関車のイメージかなと思います。

EF66の0番台が全廃されるのも、時間の問題となりましたが、100番台の方は今暫くは、コンテナ貨物列車の牽引機として、東海道本線山陽本線を中心に活躍するものと思いますので、不遇だった四半一世紀の貨物牽引機人生から、華やかな貨物牽引機として注目されるかも知れませんね。

0番台に隠れて地味なアイドルとして過ごして来た子が突如、有名アイドルへと栄転する様な展開を、EF66の100番台「サメ」機関車はこれから担おうとしております。

今年はJR発足30周年ですので、ヘッドマークの台座取り付け改造をして、嘗ての「スーパーライナー」や「JR貨物30周年」のヘッドマークを掲げて走れば、EF66の100番台も人気が出て来るのではないかと思います。

これからの動きに注目したいと思います。

写真は2017年7月16日撮影

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