常磐線の土浦~勝田間の15両編成化で効率運用的な運用を!

品川・上野~水戸・勝田を結ぶ、常磐線中距離電車(中電又は青電と呼ばれております。ここでは以下、青電に関する常磐線普通列車について書き込みいたします。)は土浦を境に15両編成から、水戸寄りの5両を切り離して、水戸・勝田方面へ運転されております。

下り列車は前寄りの車両を切り離しする為、どうしても分割併合に時間を要しております。土浦駅での分割作業を解消して、土浦~勝田間の各駅を15両編成対応にできれば良いのですが、駅の構造に寄っては難しい面も有るのかなと思います。

土浦~勝田間で最長編成の列車が運転されていたのは、特急フレッシュひたち号のE653系が、14両編成で運転されていたのが最長でした。この間の停車駅の石岡・友部・赤塚・水戸および勝田の駅では当然、14両編成の特急フレッシュひたち号が停車できるホームでしたので、それらの駅で1両~2両分の延伸は、そう難しく無いと思います。

私も実際にそれらの駅のプラットホームを、直接計った訳では無いので、定かではございませんが、常磐線の水戸支社の土浦~勝田間の主要駅のホーム延伸は、可能なのではないでしょうか。

問題は普通列車しか停車しない駅の、ホーム有効長の延伸かと思います。神立・高浜・羽鳥・岩間・内原、臨時駅の偕楽園は、当然ホーム有効長は11両編成又は12両編成分しかございません。

3両~4両のホーム延伸で、利用者も少ない駅でのホーム有効長の延伸を、JR東日本が何処まで対応するのか疑問に残りますが、勝田まで15両編成で運転可能になれば、品川・上野からの青電の特別快速列車や普通列車も、勝田駅のみでの分割併合になり、勝田車両センターへの出入も容易になると思います。

また土浦~勝田を結ぶE531系5両編成の普通列車も、混雑緩和されるのではないでしょうか。常磐線も運転区間の性格上、北上するに連れて乗客も少なくなって行きますが、茨城県の水戸・勝田まではそれなりに利用客も多いので、土浦発着の高萩・いわき行のE501系10両編成の普通列車以外は、せめてE531系電車に関しては15両編成の通し運用で、運転して欲しいと思います。

もし15両編成化できれば、車両の効率化も可能になりますからね。基本編成の10両編成も4号車・5号車にグリーン車が連結されておりますので、勝田発着運用で上野東京ラインの方で運転し、勝田から日立・高萩・いわき方面は付属5両編成で、品川・上野から直通運転する事も可能になりますからね。勿論、普通列車グリーン車利用者のニーズが有れば、日立・高萩・いわき方面へ運転しても良いと思います。

今後、常磐線の土浦~勝田間で乗車する機会が有れば、それらの駅の視察して15両編成化が可能な環境か否かを、当鉄道ブログで書き込みしたいと思います。

写真は常磐線の撮影地、北小金南柏間を通過する、E531普通列車の上野行き。当列車は15両編成で運転されている。

2017年7月17日撮影分




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