185系電車の全て斜めストライプ統一か

当鉄道ブログでも何度か書き込みしておりますが、1981年から1982年に掛けて、老朽化した153系・165系急行電車の置き換えとしてデビューした185系は、0番台と200番台を合わせて、227両が製造されました。

185系特急電車も汎用性を持たせる為、特急らしからぬ構造でのデビューでしたので、当時の国鉄に批判も来ました。

その185系電車も、2013年頃から廃車が始まり、200番台に至っては過半数が廃車されております。さて185系の外板塗装も今後は、0番台の斜めストライプに全て統一される様ですが、再び廃車も再開されると思いますので、今更ながらの塗装変更に、疑問が無い訳ではございません。

特急踊り子号で現役で活躍する、最後の185系電車ですが、踊り子号のヘッドマークが今も毎日見られるのは、或る意味奇跡かなと思います。

製造されて35年経ち、最近のJR特急に比べると、上段式の窓開けが可能な分、対向列車とのすれ違い時や強風時に、窓のカタカタ音も気になる処でございます。

まあせめて4号車又は5号車に連結されている、グリーン車位は窓を固定窓に改造できなかったのでしょうかね。窓が開けられる長所も有るとは思いますが、何だか過去に185系電車のグリーン車に乗車した際に、対向列車とのカタカタ音が余りにも響き、ウンザリした思い出もございましたからね。ただ乗車した特急が今は無き、水上号の新前橋発でしたので、グリーン車の乗客が私だけでマッタリ移動できたのは、今にして思えばメリットがございましたが。

今後、185系電車も再び経年による廃車解体は発生すると思いますので、四半世紀ぶりに特急踊り子号のグリーン車へ、乗車してみたいと思います。

しかし185系の汎用性を活かすので有れば、第三セクターしなの鉄道へ譲渡しても、良いのでは無いでしょうかね。189系に比べると静粛性は劣りますが、乗降扉は189系電車に比べ広いですから、車椅子利用の乗客にとっては楽になると思いますよ。

これから再び廃車解体される、185系205系を譲渡してもらって、しなの鉄道での活躍も良いのでは無いでしょうかね。まあこんな事を書くと直ぐに反論する鉄道ファンも居そうですが、何時までも老朽化した115系に拘る必要性も無いと思いますし、メンテナンスコスト低減して行くのも必要では無いでしょうかね。

写真は王子~東十条間を通過する、斜めストライプの185系電車。

撮影日2017年4月23日



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