乗換が増え煩わしいダイヤになりました!

こんにちは。東京は秋雨前線の影響で、今朝は雨模様の天気でしたが、現在は雨も止んでおりますが外は肌寒いです。

今日は鉄道の日記念日の土曜日で、各鉄道会社ではこの週末、大いに盛り上がりも見せてくれると思われます。また当鉄道ブログでもお伝えしておりますが、JR東日本ダイヤ改正が本日実施され、常磐線の品川直通は大幅に増えて、利便性が向上した反面、東北本線の黒磯~新白河間は、E531系交直流電車と、キハ110系ディーゼルカーでの運転になり、本数も2往復減少した新ダイヤとなりました。

黒磯駅構内の直流化の為、昨日まで乗り入れておりました、701系719系E721系の交流電車は当然、今日から黒磯駅に入線できませんので、昨日の運行を以て廃止されました。

さて車両も交直流電車とディーゼルカーの運用になった、黒磯~新白河間の普通列車ですが黒磯駅での乗換は、相変わらず同一ホームでの乗換は皆無の様で、急な階段をアップダウンするか、上下の移動が遅いエレベーターでの移動となる処や、新白河駅は中線を用いての、同一ホーム乗換になる様で煩わしい乗換の増える、デメリットなダイヤ改正になりました。

郡山総合車両センターのキハ110系も、送り込みで新白河へ回送するならば、郡山から営業運転で送り込みできなかったのでしょうかね。それとも技術的な問題が有って、送り込み回送しかできなかったのでしょうか。まあ新白河~郡山間で、キハ110系のステップに対応している駅のプラットホームが、全く合わない為に営業運転での送り込みを見合わせたならば理解できますが、そうで無いならば営業運転兼ねて朝と夜間は、黒磯~郡山まで直通運転しても良かったのでは無いでしょうか。

一方、小山~黒磯間のE531系も、せめて1往復位は宇都宮線で営業運転ができなかったのでしょうかね。こちらは交直流電車と言う事も有り、大宮支社管内の乗務員がE531系の運転や、営業運転の扱いに難を示したのでしょうかね。

これから少子高齢化で幾ら長距離輸送は並走する、新幹線で移動してくださいと言われても、設備は旧態依然で不便なダイヤになれば当然、不満は出て来るでしょうね。確かにJR側の車両のやり繰りや、ダイヤ設定の苦労や設備投資へのコスト増大も理解できますが、やはり乗客からすると短い編成の電車で何度も乗り換えて、移動するのは煩わしいと思いますからね。

黒磯駅の完全直流化になったのですから、今後は接続する列車に関しては、同一ホームで乗換可能な様に、改善して欲しいと思います。それができれば急な階段のアップダウンや動きの遅いエレベータの利用やメンテナンスコストも低減できると思いますので。

JR貨物との調整も必要かと思いますが、不便なダイヤで乗換の回数も増えたのですから、宇都宮線東北本線の同一ホームでの乗換はほほすべての列車で、実現して欲しいですね。

ちょっと辛辣な書き込みになりましたが良きダイヤになる事を、心から祈っております。

写真は水戸線を走るE531系電車の小山行き。なお東北本線で営業に入るタイプは、耐寒耐雪を強化した3000番台が営業に投入される。車両配置は従来通り勝田車両センター配置で、水戸線で営業運転しながら、小山~黒磯を回送し、黒磯から営業運転で新白河との間を数往復する。

撮影日2016年3月21日


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