一部の貨物列車は通過駅になるのかな?

こんばんは。今日も東京の天気は1日愚図ついた天気で、南岸に停滞中の秋雨前線が、しつこく雨を降らせ撮影への足を重くしている感じで、憂欝な季節でございます。

さて当鉄道ブログでは連日、黒磯駅での話題に関する記事を書き込みしておりますが、完全直流化の工事が終わると、今まで黒磯駅で直流⇔交流の切り替えで、運転停車をして乗務員交代をしていたJR貨物の機関士も、今後は宇都宮貨物ターミナルや郡山貨物ターミナルでの交代になるのでしょうか。

石油貨物のタキ牽引の車扱貨物は、最高速度も95kmに抑えられておりますので、黒磯駅運転停車しても支障は無いと思いますが、首都圏~東北・北海道を結ぶコキのコンテナ貨物列車に関しては、スピードアップもございますので、今後は黒磯駅のスルー化も予想されそうです。

宇都宮貨物ターミナルから郡山貨物ターミナル迄は、約120kmの距離がございますが、JR貨物の運転手の場合1区間の距離を運転するのは、約2時間位だと思われますので、遅延も多く有る貨物列車の場合、コンテナ貨物列車に関してはスピード優先傾向ですので、黒磯駅スルーを実施しそうですね。

もしそれが実施されますと、EH500黒磯駅の1番線の下り線と5番線の上り線を、嘗て運転されていた寝台特急カシオペア号や北斗星号の様に、通過して行くシーンが見られそうですね。

今後は機関車の交換も、宇都宮貨物ターミナルで実施する様になれば、黒磯駅構内の機関車留置線も撤去され現在、福島・仙台方面の折り返しが4番線・5番線でしかできない黒磯駅も、3番線に折り返し線のポイントが、新設される様になりそうですね。また上り宇都宮・大宮・東京方面の折り返し線の無い4番線・5番線に、新たに折り返しできる様に、改良工事を実施すれば同一ホームの乗降が可能になりますね。

黒磯駅も構造上、旅客の乗換は不便な構造の駅ですので、E531系の送り込み回送を営業運転にして直通運転させるか、構内配線の改良工事を実施して、同一ホームでの乗換を便利にした方が良さそうですね。

構内配線の折り返し線のポイント設置や電気・信号の改良工事で、こちらの方の投資額は高額になりそうですが、もし高額になって投資金額が割に合わない場合は、本数は少なくても良いので、小山・小金井・宇都宮と新白河を直通する列車を、設定して欲しいと思います。

写真はイメージです。

撮影日2017年9月11日


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