メンテナンスコストの低減で塗装変更か?

新潟と酒田・秋田を結ぶ、特急いなほ号に使用されている、E653系のU-106編成とU-107編成がそれぞれ、現在の塗装から単色塗装に変更されます。

今から4年前の2013年に羽越本線の特急電車として、転属して来たE653系特急いなほ号で使用する際に外板の塗装を、「夕日・稲穂・海」をコンセプトにした塗装で運転される様になりました。

今回、秋田総合車両センターへ入場中のE653系U-106編成は、瑠璃色の塗装に変更され、U-107編成はハマナス色の塗装に変更されます。

何れも単色塗装に変更され登場いたしますが、これは従来の「夕日・稲穂・海」の塗装が複雑で、時間と費用も掛かる為に外板の塗装を単色に変更して、現場の効率化と工程短縮の為に実施したのでしょうかね。

何だか俗に言う、JR西日本のそれぞれの地域支社で実施している、単色(鉄道ファンの間では末期色)と言った感じですね。

窓枠に白帯でも入れれば、引き締まって来ますが、単色となるといよいよ特急列車の塗装も、地方で運行される車両は、コスト削減の憂い目に遭うのでしょうかね。

これならばまだ、デビュー当初の水戸支社管内で運転された、特急フレッシュひたち号の塗装で、何種類かの塗装のうち、1つのカラーに統一すれば良かったですね。例えば掲載写真のイエローカラーの特急いなほ号で、車内のみ改造して外板塗装は、従来の2色塗分けの様にすれば良かったのかなと思います。

今後は当面3色の特急いなほ号が運転されますが、将来的には1色塗装に統一されそうですね。

写真は常磐線の友部~内原間を走る、特急フレッシュひたち号の勝田行き。外板カラーはイエロージョンキル。

撮影日2011年9月撮影



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