特急運用から撤退も近い185系電車

おはようございます。今日は11月22日(良い夫婦の日)ですが、如何お過ごしでしょうか。フルムーングリーンパスで移動中の方々もいらっしゃるかと思いますが、素敵な旅をして欲しいと思います。

1981年から1982年に掛けて、老朽化した急行型電車153系・165系の置き換え用として、0番台115両と200番台112両の合計227両が製造された185系ですが、数年前から廃車も発生し、現在の両数は合計で157両まで減少しております。

185系の定期列車で運運転されております特急電車は、「踊り子」号のみと言う寂しい状況で、その他には座席定員制の快速「湘南ライナー」での運行となっております。

今後、特急踊り子号も特急あずさ号・特急かいじ号に使用されている、E257系を転用して運転される予定ですが、製造から35年以上が経った185系も、最高速度が110kmとJR型車両の特急電車よりも低い速度で、ダイヤを設定する上でも苦しい状況かと思います。まあ最も東海道本線の東京~熱海間も、待避できる駅が限られて、並行ダイヤにならざる負えない状況ですが。

現在の処、新たな廃車は発生しておりませんので、暫くは特急踊り子号と湘南ライナー、イベント列車に使用される様ですが、特急踊り子号のヘッドマークが見られるのも、あと数年になると思いますので、早めに写真撮影をしてみては如何でしょうか。

また東京~大宮の間は、大宮総合車両センターへの回送列車を、上下で運転しておりますので、回送運転のシーンも撮影しておいて損は無いと思います。まあできれば大宮総合車両センターから車両の回送をするならば、ついでの営業運転もすれば良いと思いますが、車掌の人件費や車掌区の人員確保、利用者数があまり多くない状況からすると、実現の可能性は低いのかなと思います。まあそれでも東京~大宮間も営業運転する場合には、途中停車駅は上野・赤羽・浦和・大宮と停車すれば良いのでは無いでしょうか。

東京23区の城北地区の赤羽や埼玉の浦和・大宮からの利用ができれば、これらの駅の利用者にとっては、京浜東北線上野東京ラインの混雑した列車に乗り換え無くても、楽に快適に移動できますからね。わざわざ鉄道移動で苦行の我慢移動なんてナンセンスですからね。昭和時代ではあるまいし。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

写真は尾久~赤羽間を走る185系電車の回送列車。この列車は特急踊り子106号として東京へ到着後、大宮総合車両センターに回送される列車で有る。

2017年11月19日撮影



イメージ 1