製造から10年経ったE233系3000番台E-01編成

おはようございます。今朝の東京は冬晴れの天気です。

上野東京ライン湘南新宿ライン等で運転されている、JR東日本E233系3000番台は2007年11月に製造され、今年でデビューから10年が経ちました。

写真のE233系3000番台E-01編成は、東急車両(現 総合車両製作所)で、付属編成の5両のE-51編成と共に製造され、国府津車両センターへ配置されました。

E233系3000番台E-01編成がデビューした理由は、同車両センターに当時配置されていた、E217系が鎌倉車両センターに配置されている同車の機器更新で、車両不足になり横須賀線総武快速線用にとして新たに、国府津車両センターから鎌倉車両センターに転属の上、東海道本線でのE217系での運用不足分を補う為に、E233系3000番台が製造されました。

デビュー当初は東海道本線のみの限定運用で、E217系の補完的役割でしたので、E231系1000番台の様な途中駅での分割併合はございませんでした。

その後E233系3000番台は、田町車両センター(現在は廃止されております)と高崎車両センターに配置されていた211系を置き換える為に増備され、車両数も増加して行きました。

上野東京ラインの開通した2015年3月のダイヤ改正で、東海道本線宇都宮線高崎線との直通運転が実施され、国府津車両センターに配置されていたE217系は鎌倉車両センターに再度転属し、高崎車両センターE233系3000番台小山車両センターに転属いたしました。

現在、上野東京ライン湘南新宿ラインの快速列車および普通列車は全て、E231系1000番台E233系3000番台に統一され、両形式の基本編成と付属編成の連結も、盛んに行われております。

勿論、E233系3000番台E-01編成・E-51編成も、上野東京ライン湘南新宿ラインE231系1000番台と連結しながら分割併合も実施され、長距離運転も行われております。

デビュー当時は緩やかな運用も現在は、ハードな運用になりやや負担を増したE233系3000番台E-01編成は今日も、数多くの通勤・通学客および旅行者も乗せ、安全運転が行われております。

※写真は宇都宮線の尾久~赤羽間を走る、熱海発小金井行きの1596Eで運転中の、E233系3000番台のE-01編成電車。
E-01編成は当時の東急車両(現 総合車両製作所)で、2007年11月28日に新製され付属編成のE-51編成と共に国府津車両センターに配置された。
当時はE217系の機器更新で同車両センターから再び鎌倉車両センターに転属したE217系の補充用で新製されたE233系3000番台だが、その後は211系の置き換えの為に同車が大量に増備された。
現在はE231系1000番台とも連結しながら、上野東京ライン湘南新宿ラインを始め、東海道本線宇都宮線高崎線等でも運転されている。

撮影日2017年12月9日


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