もしも現代版のスキー列車を運転するならば!

こんにちは。天皇誕生日の祝日土曜日、如何お過ごしでしょうか。

今日から当鉄道ブログでもお伝えいたしましたが、東京・新宿~松本間で特急スーパーあずさ号のE353系がデビューし、初日運転開始となりました。既に鉄道ファンの方々で、1番列車を新宿~松本まで乗車された方々も、いらっしゃると思いますので、これから乗車体験ブログも楽しみにしたいと思います。

さて明日はクリスマスイブ、そして明後日はクリスマスですが、コンビニや飲食店で現代版の「恋人がサンタクロース」を聴く機会も、多いかと思います。

元はシンガーソングライターのユーミンこと、松任谷由実さんが最初に歌った曲ですが、その後は松田聖子さんも歌う様になり更に、他のアーティストもこの時期に歌う様になりました。

最近JR東日本も、JR SKI SKIの宣伝で映画、「私をスキーに連れって」の著作を買って、東北・上越北陸新幹線を利用した、スキーパックを発売しておりますが、バブル崩壊少子高齢化、レジャーの多様化でスキー人口は年々減少しております。

私も今から35年以上前に、中学1年・中学2年の時に、公立中学校のスキー教室へ半ば強制的に参加させられましたが、運動部に所属の男子生徒のみスキー参加が半ば強制で、女子生徒の参加は無しと言う不条理で不公平なスキー教室でした。

参加したスキー教室も2学期の修了式後のクリスマスの日の夕方に、東京を出発し上野から新潟県の越後中里まで、今は無き急行佐渡号の165系電車で、移動した思い出もございます。まあ私自身はスキー嫌いよりも学校の同級生や教師で嫌いな人間が多く、3泊4日の集団生活がとても嫌で堪らなかったですね。宿泊した旅館も団体用の部屋で如何にもタコ部屋の様な感じでしたし、午前・午後は旅館から重たいスキー板と、不自由で動き辛いスキー靴での移動で、汗等でスキー靴下も色が付いたりして、良い思い出の無いスキー教室でした。

まあ私たちの学生時代は、受験競争や苛めも酷い学年世代でしたし、教師の指導の暴力も日常茶飯事でしたので、義務教育の公立学校に関しては学校や教師に対しても、良いイメージは今でも無いですね。

男ばかりのスキー教室で、唯一楽しめたのは急行佐渡号で帰りは越後中里から上野まで、何故だか知らないですがボックスシートを1人締めできて、夜汽車の旅を楽しんだ事と、上越新幹線開通前年に上越線を走る特急とき号・はくたか号・いなほ号を見る事ができた事や、特急とき号が越後中里駅に臨時停車して、スキー客の乗り降りを見られた事位でしたね。

もしスキーに行くかと言われたら、過去のトラウマが有りますので、私はもう行く事は無いと思いますが、スキーはしないけどスキー臨時列車が有れば、それに乗って冬の雪山を見てみたいですね。

前置きが長くなりましたが、もしスキー人口減少の元で、スキー臨時列車を在来線で走らせる場合、1都3県の首都圏から上越線沿線の、各上越スキー場へ輸送する列車が有れば便利ですね。

一応JR東日本の大宮支社・高崎支社主催で、大宮から越後湯沢を結ぶ臨時快速列車のシーハイル上越号が、最近まで冬季に運転されておりましたが、スキー人口の減少でとうとう運転も無くなってしまいました。

まあスキー人口の減少もさることながら、大宮のみの発着も利用減になった一因かと思います。もし現代版でスキー列車を運転させるらば、埼玉の大宮以外に東京・神奈川・千葉発着にして、期間限定で運転した方が良かったと思います。

上越新幹線で移動する場合、乗換を強いられる神奈川・千葉方面から運転し、何れも東京を経由して運転すれば、もう少しは利用率も改善できたと思います。また車両もJR型の特急車両で、特急列車として運転すれば快適度もアップした事でしょう。

千葉発着の場合、もう少し延長運転して成田空港から運転し、外国人旅行客へ上越の各スキー場を乗換無しで運転させれば、物珍しさも有って利用すると思います。

JR型車両で運転するならば、耐寒耐雪が施され短い編成のE257系5両編成で、成田空港・千葉から東京・品川・渋谷・新宿・池袋を経由して運転すれば、利用率も7割位は乗車するのでは無いでしょうか。

JRもダイヤ面でスキー列車を運転する事は大変だと思いますが、もう少し運転する区間を拡大する事によって利用者を多く見込む事ができますので、上越新幹線で移動が不便な地域から運転して、お気軽に利用できる列車にすれば良いと思います。

まあ特急列車で全車指定席にすれば、特急券の無い飛び乗り乗客が、乗って来る事も減る事でしょう。またスキー以外に温泉や食を楽しむツアーも、セットで発売すればスキーだけで無く新たな冬季の、レジャー需要を開拓できると思います。

E257系500番台の5両編成で小振りなスキー列車になりそうですが、もし好評を得る事ができて利用者も増加したならば、E257系500番台を10両編成で運転しても良いと思います。

上越線の各上越スキー場に近い駅でも有る、越後中里・岩原スキー場前・越後湯沢・石打は12両編成分の、ホーム有効長は現在でも残っておりますので、10両編成の電車で運転しても問題は無いと思います。またグリーン車のニーズが出て来た場合、鎌倉総合車両センターE259系の一部を、耐寒耐雪を強化した改造を行って、6両編成で運転しても良いのでは無いでしょうか。なおE259系は耐寒耐雪構造になっており、ヒータの強化等の改造で寒冷地での運転も対応できる様です。

現代版の「恋人がサンタクロース」を聴きながら、車両も現代版のJR型車両で身軽に、スキー・スノーボードができる様になれば、スキー人口の減少も大幅減は避けられるのでは無いでしょうか。


※写真は総武本線の撮影地モノサクこと物井~佐倉間を運転する、E257系500番台電車。
E257系500番台は波動用での運転を考慮して、耐寒耐雪構造の特急電車で有る。また抑速ブレーキと
耐雪ブレーキも装備しているので、上越線での運転も可能だ。
ぜひE257系500番台で特急新雪号が運転されたならば、スキーはしないが乗車はしてみたい。

撮影日2010年6月撮影


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