将来は配給用の機関車も委託運行されるのかな?

こんばんは。今日も午後からSNS・ブログ用の撮影の為、外出いたしましたが、立寄りで埼玉の大宮で乗換の際に、EF64-1032号機牽引のE235系(トウ13編成)を、撮影する事ができました。ちょっと遅くなったクリスマスアフターのプレゼントショットと言った処でしょうか。

今日運転された配給列車の写真に関しては後日、当鉄道ブログで公開いたします。

さて今回の配給運行で新潟の新津総合車両製作所から首都圏へ電車の配給が行われる場合や、秋田総合車両センター・郡山総合車両センター長野総合車両センターへの送り込み回送される場合、牽引機の機関車はJR東日本EF64とEF81がそれぞれ、牽引運転を担当しております。

これらのは国鉄時代に製造された機関車で、製造から35年~40年位経っており老朽化も懸念されております。まだ暫くは活躍されるとは言え、JR東日本も首都圏向けの電車の輸送を、JR貨物へ委託運行して頂く計画も、秘かに立てているのでは無いかと思います。

自社で牽引の為の機関車のみに用意するのは、あまりにも効率が悪いですし、寝台特急北斗星寝台特急カシオペアの専用機のEF510ですら、それらの列車が廃止されたらJR貨物へ売却されてしまいました。その様な経緯が有る為、今後は自社路線で機関車を所有するのは、SL以外は全てJR貨物へ委託して貰った方が、コストも安くなるのもメリットだと思われます。

前述のカシオペアも、2016年3月のダイヤ改正以降の団体運転の際は、青森~函館間をEH800で牽引し、函館~札幌をDF200が牽引しております。JR貨物の機関車も貨物列車への運行に支障が無ければ、旅客会社へ貸出運用を行い、乗務員を含めてレンタルすれば良いと思います。

新製車両の配給と工場での改造の場合、充当する機関車としては写真の金太郎ことEH500や、ブルーサンダーことEH200を用いれば良いと思います。ただ機関車が2両分1編成で全長25mございますので、配給輸送や車両改造の牽引機として運転される場合、ホーム有効長の問題や信号機改修も発生いたします。もし機関車の長さの問題が有れば、EF210EF510の16m級の機関車で、運転しても良いと思いますが、EF210の場合は中央東線のトンネルへ入線できないと思いますので、中央東線経由で配給される場合は、やはりEH200が牽引した方が望ましいですね。

いずれにしても、老朽化の問題を抱えておりますので、牽引機も新型のJR型機関車で、配給輸送や改造輸送に使用されるのでは無いかと思います。

※写真は武蔵野線の浦和トンネルに侵入する郡山貨物ターミナル発、川崎貨物行きの8072レ貨物列車。
EH500こと金太郎は先日イベントで、JR東日本寝台特急カシオペア紀行を初めて牽引した。今後はカシオペア号や配給・改造を含めて、EH500が牽引する日も近いのでは無いのかと思われる。


撮影日2017年12月24日 与野~北浦和間にて撮影。




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