DE10 1571号機の単機回送の写真を撮影いたしましたので、こちらの機関車の車歴を調べてみたら、何と今年の3月で45年の経歴となる様です。
その後1986年の10月4日に、2度目の青函連絡船に揺られ本州に戻り、宇都宮運転所に転属いたしました。そして翌年の1987年4月1日にJR東日本のディーゼル機関車として、宇都宮機関区に昨年3月4日まで配置されました。
現在は高崎運転所へ転属し、高崎車両センター内での客車の入れ替えや、工臨に使用され活躍しております。時々イベント列車でも活躍している様ですので、八高線の非電化区間等での客車列車の運転時には、DE10 1571号機も先頭に立つ場合もございます。
以前、当鉄道ブログでDE10 1603号機に関するブログでも書きましたが、DE10もかなりの経年になっておりますので、非電化区間亜幹線用のDD51と共にJR型の、次世代機関車への置き換えも近いと思います。
今年3月1日で45歳になるDE10 1571号機も国鉄時代は、厳寒の北海道で冬季は積雪の中を、五稜郭機関区から函館駅の青函連絡船からの、貨物列車を入れ替え作業しておりましたので、若き日の傷みが下回りを中心に出ていると思います。
JR東日本発足前の国鉄末期に、寒冷地とあまり関係ない栃木の宇都宮運転所に配置されましたので、北海道時代での活躍に比べれば、負担も減少し客車や貨車の牽引も減少しておりましたので、普段は緩い入れ替えで尾久車両センターや大宮総合車両センターの工場内の入れ替えが、メインの活躍だったと思われます。
また経年から考慮して大きな改造や塗装変更も無く、登場時の原色のまま運転されるものと思われます。まあ有るとすればイベント列車で、客車を牽引し運転する場合にヘッドマークが付く位の変化でしょうね。
時々、東北貨物線でも運転しておりますので、もし撮影する機会がございましたら、カメラに収めてみては如何でしょうか。
この3月1日で製造から45年が経つ為、今後はあと数年で次世代のJR型ディーゼル機関車に、置き換えられる可能性も高い。
撮影日2017年12月22日