複々線完成に伴いダイヤ改正で増備される小田急4000形電車

おはようございます。今朝の東京は冬晴れの肌寒い天気です。

今日・明日はセンター試験で受験生の方々も、緊張の面持ちで試験会場に入場し、これからの試験に挑んでいると思われます。日本の上空に強い寒気と冬型の気圧配置で、今日・明日は北陸地方近畿地方の一部で、積雪も予想されております。各交通機関でダイヤの乱れは続いておりますので、受験生の方々も情報をご確認の上、事故が無い様に移動して欲しいと思います。

さて東京の新宿と東京の多摩地区の唐木田・神奈川県の小田原・片瀬江ノ島を結ぶ小田急電鉄は、今春に代々木上原~下北沢間の複々線工事完成に伴い、今年3月17日にダイヤ改正を実施いたします。

まあ目玉は小田急電鉄の看板でも有る、特急ロマンスカーGSE70000形のデビューと、新宿~小田原間を最速59分で結ぶ列車の登場、更に1980年から運転して来た、LSE7000形の引退と外国人観光客増加に伴い、富士山観光のイメージアップの為、JR東海御殿場線に乗り入れている、特急あさぎり号の愛称廃止により新設される、特急ふじさん号のデビューでしょうか。

ただ一般車両に関しても、複々線化工事により広範囲で運転されている、小田急4000形電車も増備される様です。新宿~小田原・藤沢以外に常磐緩行線の、取手・我孫子から東京メトロ千代田線に乗り入れ、小田急多摩線唐木田を結ぶ多摩急行にも運用されている同車ですが、多摩急行は今年3月のダイヤ改正で廃止されますので、千代田線からの直通は、向ヶ丘遊園の準急や本厚木行きに変更されます。

とは言え多摩線も新宿~唐木田方面の直通列車も新設されますので、新宿~唐木田を結ぶ急行も新設され、多摩線の直通も含めて、4000形電車の増備に力を入れる様です。

小田急多摩線は途中区間で、京王相模原線と並走しておりますので、京王電鉄小田急電鉄への対抗手段として、東武東上線西武線で運転されている、ロングスシートとクロスシートに変換できる、L/Cカー仕様にした新型車両の5000系が、昨年デビューいたしました。

京王相模原線も5000系電車を、新宿~橋本での運転を中心にダイヤの強化をして行くと思いますので、小田急も新宿~唐木田へ直通する急行を、増備される4000形電車で対抗して行くと思われます。

高度成長期時代に首都圏の人口増加で建設された、東京多摩ニュータウンも一部の地域では少子高齢化も煤でおりますが、全て少子高齢化になっておりませんので、東京の副都心新宿と東京多摩のベットタウンの輸送改善として、両者のつばぜり合いの輸送強化も、乗客には楽しみになりそうです。

小田急4000形は横浜の総合製作所又は新潟新津の総合車両製作所から、甲種輸送されると思われますが、貨物列車の扱いで運転されるので有れば、横浜の総合車両製作所製造の4000形は、JR貨物の機関車が牽引し新津の総合車両製作所から輸送される場合は、配給輸送でJR東日本EF64又はEF81が、上越国境を越えて首都圏に配給輸送されると思います。

小田急電鉄ダイヤ改正まであと2ヶ月足らずですが、ダイヤ改正で見られなくなるLSE7000形ロマンスカーやMSE60000形あさぎり、多摩急行唐木田行の記録も、進めて行きたいですね。

※写真は常磐緩行線南柏北小金を走る小田急4000形電車。常磐緩行線で前面と側面に表示されるフルカラーLEDの「唐木田」表示の行先も、あと2ヶ月足らずで見られなくなる。
撮影される方はお早目に!

撮影日2018-01-10


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