八高線リバイバルカーのキハ110系ディーゼルカー

おはようございます。今日は大寒で最も寒さの厳しいですが、今朝の東京は冬晴れの日曜日を迎えました。

明日は関東地方も、雪の予報が出ており、各交通機関も乱れが生じる予想で、通勤・通学に影響が出ない事を、祈るばかりでございます。

さて今朝のブログは先週の日曜日に、八高線の竹沢~折原で撮影した、キハ110系の八高線80周年色の写真を、掲載いたします。

八高線の80周年色は、キハ111-204+キハ112-204の1編成がございますが、必ずしも毎日同一編成の塗装で、運転されている訳では無い様で、後方の編成は通常カラーのキハ112が連結されております。

まあ混色で運転される八高線のキハ110系を、今までお目に掛かった事はございませんでしたので、前述の駅間に有る片瀬踏切から撮影した時は、ちょっと意外に思いながら、戸惑いを隠せずにシャッターを切りました。

八高線も撮影場所によっては、逆光写真になってしまい今回掲載の写真も、残念ながら逆光での撮影となりました。なお今月15日の鉄道ブログでも、八高線のキハ110系の写真を掲載しておりますので、よろしければご参照ください。

JR東日本高崎支社の唯一の、JR型車両でも有るキハ110系でございますが、初期車に関しては製造から今年で25年を迎えます。

八高線の非電化区間は、寒冷地ではございませんので、雪害による下回りの痛みも無く、運転ダイヤもかなりスカスカのダイヤで余裕もございますので、高崎車両センターのキハ110系21両も、ほぼ綺麗な状態で使用されております。

ただメンテナンスコストや、乗降扉が2ドア車の為、県境を走る八高線も通しで乗車する乗客や、通勤通学時は短い編成のキハ110系も混雑いたします。

まあベストなのは現在の非電化区間も電化して、八王子~高崎間を通し運転できれば良いのですが、高麗川~倉賀野間は途中駅での利用者が少ない駅も多いので、電化も期待できないかと思われます。

ただ乗降をスムーズにして、効率的な運転は可能かと思いますので、将来はキハE130系か又は蓄電池式の電車が、運転されるのでは無いかと思います。

非電化区間も割と長い八高線高麗川~倉賀野間ですが、キハE130系のステンレスディーゼルカーが投入された場合、まずトイレの面ではバリアフリー型トイレになりますので、キハ110系の狭い和式トイレからは、解放されそうですね。

あとは車内はもしかしたら、ロングスシートになる可能性もございますかね。水郡線の様なセミクロスが導入されれば、閑散時間帯での移動時に、埼玉の山村風景や田園風景も楽しめますので、その辺りのメリットは有りそうですね。

高崎支社も国鉄型車両の比率は高く、近代化から程遠い感じですが、今月15日のブログでもお伝えした通り、少子高齢化も進行しておりますので鉄道の生き残りを掛けて、マイカーから鉄道へ移行して貰いたいので有れば、JR型の新型車両を投入しても良いのでは無いでしょうか。

JR東日本も関東の高崎支社への新型車両投入は、以前E233系が投入されて今後、改善できるかと期待しておりましたがその後、上野東京ラインの開通でE233系も、横浜支社の国府津車両センターや大宮支社の小山車両センターへ転属されてしまいましたので、国鉄型車両ばかりが多く残る支社になってしまいました。

今春のダイヤ改正115系電車36両は、高崎支社から引退いたしますがその反面、211系が高崎支社の高崎線以外で運転されますので、春のダイヤ改正以降は211系電車の独壇場になりそうです。

211系もJR化後に増備された車両もございますが、車内や運転システムは国鉄時代の技術を使用しておりますので、その点の古さは否めない処でございます。

E129系電車の投入は何時頃になるのかは見当が付きませんが、下段式窓で冬季は隙間風から冷気が入る車両もございますので、狭いトイレで使い辛い面を含めて、早めに置き換えて欲しい処でございます。

書き込みが脱線いたしましたが、ただ高崎支社の長所としては、歴史的・文化的に価値の高い旧型客車が配置され、SLの運転も行われている点は良い面かなと思います。

八高線非電化区間を含めて課題も多い高崎支社ですが、今後は新型電車の投入も、実施して欲しいと思います。

※写真はリバイバルカラーのキハ111-204が、高崎を目指して峠越えに挑む。
後寄りのキハ112は通常塗装の混結編成で、走るシーンも稀に有るのでその時は、ぜひ写真に収めておきたい。

撮影場所 八高線 竹沢~折原 片瀬踏切にて

撮影日2018年1月14日


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