おはようございます。今朝の東京は寒さの厳しい、晴れの朝を迎えました。
一昨日降った大雪も、自宅マンションの庭には、多くの残雪で埋め尽くされております。
今回の大雪で、各交通機関への影響も数多く出ましたが、鉄道輸送では貨物列車の大幅な遅延も、目立っております。
昨日は群馬と長野の県境に有る、草津白根山の噴火で死傷者の出る災害が発生いたしました。昨日の鉄道ブログでもお伝えしましたが、草津国際スキー場や草津温泉ではキャンセルも相次いでおりますので、吾妻線を運転する特急草津号も、利用者は減少するのでは無いかと思います。また高速バスも当然、利用者は少なめになると思われます。
日本は世界に比べて、地震・台風・大雪・強風等による自然災害が多いですが、今回の首都圏を直撃した大雪で、鉄道会社が大雪でも平常通りの運転をするのは、当然との考えは改めなければならないと思います。昨日始発からの平常運転を行う為に、運行終了後の深夜に保線員を含めて、線路上の大雪を除雪したり、架線の凍結を防ぐ対策を行った結果、運休を防いで遅延のみの最小限の影響に留めました。
首都圏の大雪は今後も発生すると思われますが、各交通機関が当たり前に運行すると思わずに、その様な状況になって慌てずに、対応して行く事が必要だと思います。
例えば、大雪で運転見合わせや欠航・運休が発生した場合に、代替交通機関は運行しているか否かの確認、もし大雪でも業務上、早めの帰宅が不可能な場合、勤務先近くの宿泊施設等への連絡や予約を済ませる等の対策、有休を使用して交通機関の遅延や帰宅困難者を防ぐ為の、休暇取得等が挙げられます。
サバイバルな時代ですので、今までの常識や世間の考えが、今後は通用しなくなる時代に来ております。自然災害が起きた時に、各交通機関は当たり前に運行して居ない事を認識して、自らは帰宅困難者にならない様に、常に通勤・通学時の代替経路の確認や、勤務先等の直近の宿泊施設の確認を行う事により、トラブルに巻き込まれる確率は低くなると思います。
自然災害に対する厳しい考えで、1日を大切に過ごしてください。
※写真は武蔵野線連絡線から大宮方面へ向かうコンテナ貨物列車。(写真はイメージです。ブログタイトルの貨物列車の遅延とは関係ございません。)