冬季はほぼ毎日運転されている石油貨物列車

私たちの生活に欠かせない石油ですが、冬季は石油の需要もアップする為、土休日は運休になる石油貨物列車も、この時期は土休日も運転されている機会は、多いと思われます。

関東地区でも横浜や川崎、千葉の蘇我から、福島・群馬の倉賀野、松本方面へ車扱いの、石油貨物列車が運転されておりますが、この時期は沿線撮りで武蔵野線高崎線宇都宮線でお目に掛かりますが、編成両数も夏季に比べると長大編成で、運転されている石油貨物列車を、目にする機会がございます。

関東地区からの輸送の場合、上記の区間での運転の為、コンテナ貨物列車の様に大雪で、遅延する等の影響はほとんどございません。

旅客列車のダイヤが乱れ発生の場合も、コンテナ貨物列車の様に、大幅な遅れもほとんど無いので、貨物列車を撮影するファンにとっては、ダイヤ通りに通過してくれる石油貨物列車は貨物列車の中では、最も撮影しやすい貨物列車だと思います。

タンク車のタキも、コンテナのコキに積載するコンテナ同様に、機関車のマイナーチェンジ版以外に、貨車も塗装がマチマチになっており、撮影のネタには欠かせない材料かと思います。

スピード面に関しては、石油と言う危険な液体を運ぶ石油輸送列車と言う事も有り、最高速度は85kmに設定されております。因みにコンテナ貨車は最高速度は100kmになっており、タンク車とは約15kmも差が開いてしまいます。

運転速度はゆっくりですが、この時期には欠かせない石油輸送の貨物列車は、今日もそれぞれの地域へ輸送されております。

※写真はEF210型電気機関車こと桃太郎が、何十両ものタンク車を牽引する5883レ貨物列車。
こちらの貨物列車は千葉の蘇我から、京葉線武蔵野線高崎線を経由し、群馬高崎の倉賀野まで運転されている。
土休日は原則として運休になるが、冬季は石油ストーブを使用する家庭も多く需要も高くなる為、土休日も運転されている日数も多い。
武蔵野線東川口~東浦和間にて。

撮影日2018年2月10日



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