初期車を中心に廃車になりそうな京王7000系電車

こんにちは。週末土曜日、如何お過ごしでしょうか。

さて京王電鉄ダイヤ改正まで今日を含め、あと5日となりました。ダイヤ改正で京王5000系による有料ライナー(KOライナー)が、初めて運転され運転となり今後期待される5000系の増備と引き換えに、初期車の7000系が廃車になる可能性も、出て来ております。

7000系1984年から1996年までに、190両が製造され編成も多様な編成で、運転されて来ました。先日、都営地下鉄10-280形のさようなら運転時に、京王線沿線で撮影しながらふと思ったのは、一部の7000系で現在も方向幕の車両で運転されている車両も有れば、フルカラーLEDの方向表示に改造された、リニューアル車の7000系も見掛けます。

7000系初期車も今後の5000系のライナーが好評で、データイムの高尾山方面の観光需要や、八王子・橋本方面の出張や用務需要が有れば、5000系は今後も増備されると思われます。

その一方で7000系初期車で未更新車を中心に、廃車される可能性も高い状態でございます。まあ一部の車両は6000系の事業用車置き換え用として、7000系の事業用車への改造も有るかも知れません。

京王電車の車両もほとんどが、ステンレス車体になり先頭車の前面のみ、鋼鉄製の車体ですのでメンテナンスコストは昔に比べ、かなり削減できていると思います。また制御システムもVVVFインバーターが主流になりましたので、今後も車両のメンテナンスコストは、減らして行く流れになると思います。

京王線も新宿から高尾山への観光や、橋本・京王八王子以外に、都営新宿線方面からのKOライナーの運転も、実施して欲しい処でございますが、都営地下鉄で有料ライナーの料金設定に、GOサインが出るのか否かはまだ分からない状況です。

ただ少子高齢化を迎える日本に於いて、鉄道輸送も昔の様に只の移動からエンタメ性を秘めた、楽しみながら快適に移動する交通機関へ、シフトして行く時代になりますので、従来の通勤・通学路線の在り方も、見直される時代になると思います。

具体的にはバリアフリー型トイレの設置、PC・モバイル用のコンセントの設置、特別車両の連結等を言った感じでしょうか。

トイレの設置に関しては、地上設備への負担も大きいので、車両や車両基地への設置よりも、駅のトイレ等を綺麗で快適なトイレに改装する方針の方が高いですが、車内にコンセントの設置と特別車両の連結は、今後も増えて行くものと思われます。

もう満員電車に乗って通勤・通学し我慢する時代でも無いと思いますからね。そろそろ鉄道で移動する時も、快適に移動して行きたいですしね。

内容が逸れてしまい失礼いたしました。京王7000系も初期車を中心に、カメラに収める事も不可欠ですので何時、廃車になっても慌てない様に行動したいと思います。

それでは皆さん、良い週末をお過ごしください。


※写真は芦花公園千歳烏山間を走る、京王7000系電車の準特急新宿行き。
京王7000系は当初、普通列車専用でデビューしたがその後、沿線人口の増加や車両運用の変更に伴い、現在は優等列車にも使用される様になった。


撮影日2018年2月11日



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