おはようございます。今日は3月12日ですが、語呂合わせで財布の日でもございます。来月から社会人になる方や学生の方で今日は、財布を買い替える方も多いと思います。
昨日は東日本大震災から7年が経ちましたが、自然災害の多い日本でもう一度、災害に対して見直す時期に来ている事や、私たちひとりひとりが今後、取り組まなければならない災害時の対応について、考えさせられた日だと思います。
何時起こるか分からない地震に対して、パニックにならずに冷静に、群衆の混乱した状況に左右されない様にする事も、必要かと思います。
さて昨日は中央線の八王子~豊田間の撮影地ハチトタで、189系電車のホリデー快速富士山号の、ラストラン運転日でしたが、今週土曜日のダイヤ改正からE257系500番台に置き換えられ、JR型特急車両5両編成で運転されます。
ただE257系500番台への置き換えに伴って、189系の6両編成から5両編成に減車され、乗降扉も一部を除き方々1箇所になります。それにより新宿から中央線の主要駅間に利用客の多い、ホリデー快速富士山号も三鷹・立川・八王子・高尾での乗降時に遅れも発生しそうな予感と、5両に減車されてJR型車両により利用者増加によって、空席の座席も途中駅から利用の場合、自由席は当然座れない可能性もございます。
大月から富士急行線で富士山・富士急ハイランド・河口湖へ行く乗客は、自由席で座れない状況に不満を持つと思いますし、区間利用者の多い同列車への遅れにより、中央快速や特急列車の遅延に拍車を掛ければ、ダイヤに支障を来たす恐れもございます。
そこで将来的に、特急あずさ号・特急かいじ号をE353系に置き換えて、付属編成3両を使用して富士急行線に乗り入れる代わりに、特急列車への格上げも視野に入れ、特急列車で乗り入れ実施を検討しているかと思います。
JR東日本としては、中央線内での過密ダイヤによる遅延解消と、定員減に伴う運賃収入を特急格上げで全車指定席にして料金増収を目論み、富士急行側は沿線利用者の少子高齢化や過疎化、マイカー利用者の増加による運賃収入の減収と、特急料金徴収により運賃減収分のカバーを目的に、両社の利害も一致しますので、運行ダイヤの効率化や、車両統一化によって運行コスト低減になりますので、ホリデー快速富士山号が何時までも、快速のまま運転される可能性は低いと思います。
特急に格上げされ富士急行線の直通がE353系やE259系に統一された場合、E257系500番台が同線に乗り入れるのは、イベント列車で運転される時になるのでは無いでしょうか。例えば埼玉の大宮発着で武蔵野線経由の列車等に。まあこれも臨時特急に格上げされる可能性は高いですが。
付属編成のE353系M車3両により、富士急行線の勾配も難なくクリアいたしますし、同線もホーム有効長も3両~4両分しかございませんので、E353系の富士急行線での運転は、JR東日本と富士急行にしてみれば、乗客減少分を特急料金でカバーできますし、特急料金を払っても乗車したい乗客にとっては、車内にコンセントも付いておりますので、PCやスマホの充電と混雑しない快適空間で、富士山や富士急ハイランド、河口湖への観光にも便利ですから、選ばれた乗客は都合が良いでしょうね。
今後の動きに注目したいですね。
松本寄りの9両が基本編成で、新宿寄り3両が付属編成で有る。付属編成は将来的に富士急行線内に乗り入れ、JR線乗り入れの特急列車として運転される可能性も高い。
撮影日2018年3月11日