東京日野の平山地区に生息する地域猫かと思いますが、野生猫で静止する事もできませんので、列車が通過する前に早く移動して欲しいと願いながら、その姿を見守りました。
幸い地域猫は列車との接触も無く、撮影地近くの小山の方に移動いたしましたが時々、鉄道の列車運行で小動物との衝突や、異音完治等で列車の遅延も発生いたしますので、地域猫が列車に轢かれたり、接触したりして亡くなる例も、数多く発生しているのでは無いかと思います。
野生動物は人間と異なり社会性は無いので、今回の様に猫や烏が線路内に侵入しても、沿線沿いの道路を歩く通行人や、列車に乗っている乗客は止める事はできませんので、野生動物が自然と危険察知して、事前に逃げる事を望むしか方法は無いと思います。
ペットとして飼っている犬や猫ならば、人間の調教でこの様な線路内侵入行為は、低いと思いますが野良猫や野良犬に関しては、下手に人間が止めに入ると、命の危機に遭遇する場合もございますので今回、中央線の線路内に侵入した地域猫は、列車が接近する前にその場から、離れる事を望むしか無いと思います。
こちらの撮影地も周囲が住宅地ですので、威嚇させるような音を鳴らす事もできませんし、撮影者の私たちが大声を上げる訳にも行きませんからね。また私たちがその猫の為に、線路内に侵入すれば当然、鉄道営業法等に抵触いたしますし、警察へ事情聴取されますからね。
これから暖かくなり野生動物たちも、冬眠から目が覚める時期で、餌を求める為に活動する時期ですが、山間等を走る列車との接触も、発生する件数が増加する時期でもございます。
特に新幹線・特急・急行・貨物列車等は、滑走距離も長くなりますので、野生動物との接触が発生した場合も、運転再開に時間を要するかと思います。まあ短編成の普通列車等は、小動物で有れば運転再開も早いと思いますが、スピードが出ている新幹線・特急・急行やブレーキ距離の長い貨物列車は、時間を要しそうですね。
今回は撮影地で、この様な珍事?が発生いたしましたが、私たちは下手に野生動物に制止するのでは無く、自然に野生動物が線路内から、撤退するのを見守る方が良いと思います。
※小さくで分かり辛いが、写真は中央線の下り線に侵入した、地域猫の姿をカメラに捕えたシーン。
撮影日2018年3月11日