一部区間では普通列車として運転される特急わかしお号

こんにちは。今日の東京は曇り空の天気ですが、午後からは晴れの天気の予報となっております。花粉症の私も鼻水が止まらず、中々思う様にブログを書き込めない、もどかしさを感じながら更新しております。

昨日は千葉緑区大高の外房線の撮影地、誉田~土気間で沿線撮りをいたしましたが、外房線で運行されている特急わかしお号には、一部の区間普通列車として運転されている列車もございます。

特急わかしお17号と21号の下り列車のみ、勝浦~安房鴨川間で何れも夜間・深夜に普通列車として運転されておりますので、利用者の少ない時間帯と区間を利用して、翌日朝の安房鴨川発の特急列車として、車両の送り込みと普通列車専用の209系での運行削減を狙いとした、末端区間普通列車運用かと思います。

特急わかしお17号と21号の、勝浦~安房鴨川間の普通列車運用は、今から3年前の2015年3月のダイヤ改正から実施されておりますが、夜間・深夜に特急列車で同区間を営業運転しても、乗客も少なくなって来る区間で、普通列車で運転しても支障無いと、千葉支社も判断して特急型電車のE257系500番台を使用した、サービス列車の意味合いも有るのかと思います。

ただ利用者が見込まれる上り列車に関しては、一部区間普通列車での運転は行われておりませんので、利用者の少ない区間と時間帯を、有効活用した策だと思います。

ただ他の線区ではその様な、末端区間のみ普通列車として運転している列車はございませんので、JRの支社によって運転方針も異なる点が面白い処でございます。

東京方面から千葉の房総方面へ移動する場合、終点区間に近くなるに連れて、利用者も少なくなっておりますので、今後は千葉支社も特急列車の末端区間で、利用者の少ない時間帯は普通列車に変身して、運転しても良いので無いでしょうか。

一時期は特急しおさい号や特急さざなみ号も、末端区間普通列車運転はございましたが、ダイヤ改正で廃止になったり、運転区間の短縮等で現在は、特急わかしお号の一部列車のみ、普通列車として運転されております。

※写真は外房線の撮影地、誉田~土気間のカーブを通過する、特急わかしお16号の東京行き。この列車は上総一ノ宮で前寄りに、5両が連結され終点の東京へは10両編成で運転されている。

撮影日2018年4月4日


イメージ 1