ちょっと残念な印象は拭えない205系の快速GOGOいろは日光号

こんばんは。5月最初の火曜日の夜、如何お過ごしでしょうか。

今夜の鉄道ブログは、本日最初のブログと同様に、埼玉久喜の高柳地区の宇都宮線撮影地、ワシクリこと東鷲宮~栗橋間で撮影した写真を、掲載いたします。

205系のいろはは、嘗て青梅線で運転されておりました、201系の四季彩と同様に通勤型車両を、ジョイフルトレインの仕様に改造した車両です。

国際観光地日光への訪日外国人や邦人の観光向けと、日光線の活性化を兼ねて小山車両センターの、205系Y3編成を改造してデビューした車両です。

車内は201系四季彩の頃とは異なり、バリアフリー型のトイレ付とボックスシートを装備した座席に変更され、乗降扉も2箇所撤去した車両でございます。

4両編成で平日は、日光線普通列車のみの運転となっており、休日に期間限定の臨時列車として、このゴールデンウィークに快速GOGOいろは日光号で、運転されております。なお大宮~日光間での運転で、宇都宮経由で運転されております。

快速GOGO日光号は全車座席指定で運転されており、グループ客での日光への観光向けとして、ボックスシートにしておりますが、やはり通勤型の改造でドアの埋め込みによる撤去も、何だか簡易的な改造なのは否めない点でございます。

本来で有れば、波動用の臨時列車の運転を含めて、185系の6両B編成辺りを改造し、宇都宮~日光を結ぶ観光向け快速列車として、運転すれば良かったのでは無いかと思います。

まあ折角改造いたしましたので、現状では205系いろはの利用状況を見ながら、判断する方が良いかと思いますが、新緑の色とマッチし過去に何度も日光線で運転されて来た、185系の改造でイベント列車を運転すれば良かったのでは無いかと思います。

205系の方は本来の運用で運転し、検査や不具合が生じた時に、宇都宮線の宇都宮~黒磯間で運用されている205系と、共通運用できる様な体制にして、運休や遅延等を防いで欲しかったと思います。

日光線東武日光線優等列車の運転も譲った結果、現在は栃木県の県庁所在地宇都宮と国際観光都市日光を結ぶ、ローカル線に成り下がりましたが、訪日外国人は日光へ鉄道移動する場合に、ジャパンレールパスを使用いたしますので、東北新幹線等で宇都宮へ移動し日光線に乗り換える乗客も、多いのが特徴です。

東武日光線も料金不要の快速が、浅草から運転されておりましたが去年、4月に特急格上げに伴い、廃止されてしまいました。

東武日光線は栗橋で、宇都宮線を経由し新宿へ乗り入れる特急が、253系東武100系スペーシアで運転されておりますので、日光線には10両編成のE231系E233系の、快速列車や普通列車も繁忙期に延長運転しても、良いかと思います。

ただ何度か当ブログでもお伝えしておりますが、日光線も一部駅でホーム有効長が短く、ちょっと停車にはドアカットしなければ厳しい駅も有るかとかと思います。

その辺りに関してが悩ましい問題だと思います。

上野東京ライン湘南新宿ラインからの直通列車が、宇都宮から方向転換して日光線に乗り入れれば、E231系E233系の4号車・5号車のグリーン車は、満席で移動になりそうですね。

確かに宇都宮駅での方向転換はマイナス面もございますが、それでも都心や副都心を経由し、横浜や川崎から乗換無しで移動できるとなると、グリーン車を中心に満席になるのは必至かと思います。

今夜のブログはやや話が逸れましたが、205系GOGOいろは日光号はこのゴールデンウィーク期間中、運転されておりますので、乗車体験されてみては如何でしょうか。

※写真は宇都宮線の撮影地、ワシクリの水沢踏切を通過する、快速GOGOいろは日光号205系電車の大宮行き。
ワシクリ水沢踏切の、上り線の線路側から撮影する場合、編成両数が4両編成と短くなる為、レンズを考慮して撮影する事が必要で有る。

撮影日2018年4月30日



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