EH500-901試作機を前面アップで撮影いたしました!

こんにちは。今朝の東京は朝から雨模様の天気で、梅雨入りも間近になって来ております。

昨日は埼玉の撮影地、西川口~川口間で東北貨物線を走る、EH500-901の試作機が牽引する隅田川発、新潟貨物ターミナル行きの6083レ貨物列車を、跨線橋から撮影いたしました。

こちらの機関車、今から21年前の1997年に東京府中の、東芝府中工場で製造された機関車で、JR貨物で初めて8軸機関車を導入するきっかけとなった、交直流型機関車です。

EH500は2018年現在901の試作機も含めて81両が、仙台総合鉄道部と門司機関区に配置されておりますが、その後の増備は中断しております。

他に交直流型の電気機関車EF510が、日本海縦貫線で運転されておりますがやはり両数は36両と、やや少ない状況でございます。

EH500青函トンネルを抜け、北海道の五稜郭まで運転しておりましたが、北海道新幹線の開通で電圧が新幹線規格の交流電化になるのに伴い、EH800型交流機関車に置き換えられた為、北海道では見られなくなってしまいました。

しかしその分、関東では神奈川の相模貨物までの運用や、九州での運用も設定されましたので、今後は旧国鉄型機関車の置き換えも兼ねて、新たな線区でも運転されるものと思われます。

将来的には上越線信越本線羽越本線白新線を含む)で、東京貨物ターミナル・隅田川から秋田貨物や大館貨物も、EH500の通し運転を計画されているのでは無いでしょうか。

上越線で運転されているEH200も両数が少ないですから、進行方向が変わらない東京貨物ターミナル・隅田川からの秋田貨物や大館貨物は、EH500で通し運転した方が効率良いですからね。

20年以上経過したEH500-901も、まだまだJR線で活躍するものと思われます。

※写真は隅田川発新潟貨物ターミナル行きの、6083レ貨物列車の運用に就くEH500-901号機。
6083レのEH500の運用は隅田川から高崎操車場までの運転となる。高崎操車場から新潟貨物ターミナルまではEH200が牽引する。

撮影日2018年6月6日 西川口~川口間にて。


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