半分近くにまで減少中の東京メトロ03系電車

東京メトロ日比谷線(以下 日比谷線)と東武スカイツリーライン東武日光線で運転されている、03系電車は今月6月1日現在、168両にまで減少いたしました。

1988年~1994年までに42編成336両が製造されましたが、初期型が残り5扉チョッパ車や、最終増備車が先に廃車されている状況でございます。

今後も13000系の増備に寄って、03系の運用離脱と廃車も順次、進められて行くと思いますので、03系と13000系で運転されている、日比谷線沿線と東武線の乗り入れ区間の撮影地で、早めにカメラに収めておきたいものです。

今年03系に何度か乗車いたしましたが、車内は陳腐化した感じとは言えず、日比谷線のホームドア設置の為に、車両をホームドア設置に合わせて更新するよりも、新型車両に置き換えて運転させた方が良いと判断されての、車両置き換えになると思いますので、25年前に全廃された3000系の様な廃車末期の陳腐化した車内とは、異なる感じもいたします。

現に乗り入れ車両の東武鉄道20000系は、編成の一部を廃車にして4両へ短縮の上、20400系に改造されておりますので、東武20400系として今後は日光線宇都宮線等で、運転されるものと思われます。その分8000系の廃車も早まると思います。

03系も一部の車両は、地方の中小私鉄に有償譲渡されておりますので、新たな転職先の決まった03系は幸運ですね。

東京メトロも車両の置き換えが激しいですが、過度期の現在の運用を利用して、沿線で撮影して行きたいと思います。

03系の全廃まであと2年、撮影される方々はお早目に!

※写真は東武スカイツリーライン武里~一ノ割間を走る、日比谷線直通03系電車108編成の中目黒行き。
次の運用離脱される車両は、どの編成になるので有ろうか?

撮影日2018年5月20日


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