Good Bye E231系ミツB17編成

こんばんは。今日は晴れの天気で絶好の撮影日和でしたね。

さて今夜の写真は今週火曜日19日に、青森改造センターへ配給輸送された、JR東日本三鷹車両センターに配置の、E231系ミツB17編成の、最後尾の写真を公開いたします。

牽引機関車はEF64-1031号機が、留置先の豊田車両センターから高崎操車場まで牽引し、高崎操車場から青森改造センターまでは、EF81が牽引いたしました。

今回の配給輸送は、川越線八高線への転属改造の為の配給ですが、中間車の6ドア車のサハE230は、余剰廃車により青森改造センターで、解体される予定となっておりますので、事実上のお別れ撮影となりました。

まあ車体の老朽化では無く、転属先が無い為に余剰となって、廃車解体されるので残念な気持ちになりますね。ただ6ドア車も首都圏の路線では、ホームドア設置により運用が困難になっておりますので、他の線区へE231系からE233系の様な改造等も、望めない状況でございます。

やむ負えない解体とは言え、鉄道ファンからすれば何とも不条理な解体かと思われますが、E231系0番台を新製した当初は、国土交通省からの要請で、混雑路線の基準で何百パーセントの路線では、6ドア車を投入する様にとの要請で新製された車両なので、ホームドアの設置で運用が困難となる事により、廃車される始末となりました。

今から思うとどうしても6ドア車を、中央総武緩行線に投入する必要が、有ったのでしょうかね。確かに平日の通勤・通学ラッシュや帰宅ラッシュ時は、御茶ノ水錦糸町区間は混雑いたしますが、E231系500番台が4ドア車で統一されて、運転されている状況を考えると、無理に製造しなくても良かったのでは無いかと思います。

JR東日本も余計に、コスト面やメンテナンスの面で6ドア車の製造は、あまり乗り気では無かったのでは無いでしょうかね。

何だか乗客も振り回されている感じですが、今回のE231系ミツB17編成の改造により、いよいよ205系3000番台も今年中に、全廃の可能性も高くなって来た感じかと思います。

改造される車両は、何を種車に改造されるのか、ちょっと気になりますね。

※写真は武蔵野線の浦和トンネルを抜け、大宮方面に向かうE231系ミツB17編成の配給列車。
外観の黄色帯の塗装のミツB17編成も、この日で見納めとなってしまった。

撮影日2018年6月19日 北浦和~与野間にて。


イメージ 1