全車両を譲渡すると表明しても、もしかしたら一部の編成は、廃車解体される可能性が有るかも知れませんね。現在、青森改造センターや秋田総合車両センターで、中央総武緩行線で運用離脱されて、武蔵野線や川越線・八高線向けの改造が行われておりますが、それでも数編成ですので、車両工場のスケジュールを考えてもそう、大量に早く改造する事はできないのでは無いかと思います。
武蔵野線も全駅が10両編成対応のホーム有効長が有れば、一部の編成を廃車解体もしなくて済んだのにと思うと、8両編成までのホーム有効長は車両置き換えの、障害になっているのでは無いかと思っております。
この辺りに関しては当初、貨物専用線として国鉄が計画した路線で、旅客列車を運転する予定も無かった路線が、周辺地域の人口増やベッドタウン化で、旅客列車の運転ニーズが高まったので、木に竹を付けた感じの駅設置になったのも、やむ負えない点かと思います。
しかし国鉄も建設当時に、貨物線だけでなく旅客線として計画をし、ホーム有効長も10両編成対応にしておけば、車両の置き換えも今以上に早く置き換えられたのでは無いかと思うと、残念な気がしてならない点は否めないかと思っております。
武蔵野線に関するブログは、何度か掲載しておりますが今後も定期的に、ブログに掲載したいと思います。
※写真は浦和トンネルを抜ける、八王子発大宮行きのむさしの号で運転中のE231系Mu32編成電車。
撮影日2018年6月22日 北浦和~与野間にて。