長期運転見合わせで今後は大きな影響を受けそうです

こんばんは。今日の東京も猛暑日で暑い1日でした。

全国的に猛暑日の気温に到達した地域も多く、熱中症で救急搬送される方々も多く見受けられる様で、今後も益々暑さが厳しいと、熱中症の患者も増えて行きそうな感じがいたします。

今月も有名人・著名人等の訃報も相次いでおりますが、劇団四季元代表で「キャッツ」「ライオンキング」等のミュージカルの上演を手掛けた、演出家の浅利慶太さんが今月13日に、悪性リンパ腫により85歳で、お亡くなりになりました。

私も過去に、劇団四季の「ライオンキング」を生で観た者として、浅利さんのミュージカル上演に対する情熱や、拘りを持った演出に感動した思い出がございます。本人の逝去で劇団四季ファンの観客の方々や出演者も、悲しみと寂しさを隠せないと思います。心からお悔やみを申し上げます。

前置きが長くなりまして、失礼いたしました。さて今月上旬に西日本豪雨では、JR西日本鉄道路線で大きな被害を受けましたが、その中でもローカル線に関しては今後、長期の運転見合わせが決定している様で、もしかしたら利用者の少ない区間に関しては、廃止されるかも知れないと言う、沿線住民や自治体の不安も有る様です。

写真の芸備線も全区間で運転見合わせており、橋梁の流失も発生している為、1年以上の長期に渡る運転見合見合わせになりそうです。

芸備線の場合、広島支社管内に関しては、広島~三次間の利用者は割と多く、キハ40・キハ47がラッシュ時間帯やご利用の多い時間帯、快速列車で運転されている様で、逆に利用者の少ない時間帯や三次~備後落合間に関しては、キハ120が1両~2両で運転されております。

備後落合~新見間に関しては岡山支社の管轄で、同じく新見~上月間で運転見合わせ中の、姫新線と共通運用のキハ120が使用されております。

嘗ては陰陽連絡の路線として、重要な役割を果たした芸備線中国道の延伸や国道の整備で、ローカル区間に関しては少子高齢化や過疎化で、利用者も減少して行き往年の急行たいしゃく号・急行やまのゆ号が運転されていた頃を知る者としては、寂しい限りでございます。

一応、芸備線広島県内の運転区間でも有る、広島~東城間に関しては前述の、中国道経由の高速バスが運転されており、早くて快適に移動する事ができます。またスマートフォンやパソコン用の電源が装備されたバスも有り、ネット環境も優れております。

運転見合わせで鉄道から、高速バスで広島~三次間を移動する、通勤・通学客も多くおり連日、満員で移動中の様ですが、今後は学校が夏休みに入るとボランティアの方々が、広島から高速バスで移動して来ますので、旅行で移動するにはよく確認してから移動しないと、希望の時間帯に乗車できない場合も有りそうなので、注意が必要かと思います。

今年の夏は猛暑日が連日、続きそうな夏になりそうですが、夏休みを利用してボランティア活動で移動される方々は、水分補給の為の飲料水を多めに持参し、着替えに関しても泥や土砂の除去、大破した家屋や車の除去も有ると思いますので、安全に行動できる様な服装を着用し、現地での作業に携わって欲しいと思います。

今後は猛暑日の暑さと台風による二次災害や三次災害にも、十分に注意して私たちは過ごさなければならないと思います。

※写真は芸備線西三次志和地間を走る、キハ120形ディーゼルカーの広島行き。
芸備線の今回の豪雨で、多大な被害が発生し現在は全線で運転見合わせ中で有る。
長期運転見合わせにより、乗客の少ない県境区間の備後落合~備中神代間に於いては、存続も懸念される状況で有る。

撮影日2007年6月


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