大規模地震でJR北海道の経営危機が懸念されます

今日未明の3時7分に、北海道胆振地方中東部を震源とする、大規模な地震が発生いたしました。

北海道安平町では震度6強を記録し、札幌や千歳でも震度5弱を、記録いたしました。

この地震の影響で、震度6強地震が発生した安平町では、土砂崩れや建物の崩壊等で、被害が発生しております。また札幌の一部地域で、液状化した場所もありこれから、被害の拡大や増加が懸念されます。

北海道の新千歳空港でも、天井の崩落や店舗商品が床に散乱し、停電も相まって今日のフライトは国内線・国際線共に、全便欠航が決まっております。また高速道路も通行止めや国道や道道も、道路斜面の崩落やひび割れで、高速バスや路線バスも数多く、運休しております。

さて北海道の鉄道はJR北海道を始め、札幌市交通局等も、始発から運転見合せが続いており。JR北海道鉄道路線北海道新幹線を含め、今日いっぱいは終日運転見合せの可能性も、高い状況となっております。

今年は先日の台風21号や、7月の西日本豪雨で、関西や西日本で大規模被害が発生し、関西空港は浸水と連絡橋に船舶衝突で、飛行機の運航を始めアクセス交通の鉄道や道路も、運転見合せと通行止めが続き、神戸空港発着の船舶のみが、アクセス手段となっております。(関西空港に関しては明日7日に、運航再開を目指している様です。)

今回の北海道道地震で、JR北海道の経営が益々、厳しくなって来た様な感じで、今後は不採算路線の廃止に拍車を掛けそうな予感になりそうです。

これから復旧作業を進めると思いますが、冬季になると積雪も発生いたしますので、復旧作業の足枷にならないか懸念されております。

昨日は台風21号の影響で、JR北海道の特急列車を中心に、数多くの運休や運転再開に向けた、復旧作業を終え今日から平常運転を、目指していた矢先の地震でしたので、JR北海道としては旅客収入の減少等で、経営危機になる位の状況に、追い込まれるのでは無いかと、思っております。

現在JR北海道のホームページが、繋がりにくい状況ですので、SNSやネットニュース等で、被害状況や今後の運転再開に向けた計画を、確認されてから利用した方が良さそうです。

北海道方面の交通機関は、最低でもここ数日は平常な運転や運航ができない事を前提とし、代替交通機関の確認や宿泊先の確保をして、帰宅困難者の数を最小限に済ませる事が、混乱やトラブル等を防ぐ役割を果たすと思います。


今回の地震で、お怪我をされた方々の、お見舞いを申し上げます。

※写真はカープを大きく通過する、特急おおぞら号のキハ283系


撮影日2009年9月 芽室~御影間にて。


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