デビューから25年を迎える701系電車

1993年に、機関車牽引の客車列車で運転されて来た普通列車や、急行型電車等の老朽化に伴う置き換え用として、JR東日本701系交流電車が、デビューしてから今年で25年を迎えます。

車内はロングスシートが基本ですが、一部の車両はセミクロスシートの車両もございます。

東北地区のJR東日本の交流電化区間の他に、第三セクター化されたIGRいわて銀河鉄道(こちらの形式は7000系ですが、仕様は701系と同じです。)・青い森鉄道で、運転されております。

701系は2両編成の、ワンマン運行の他に、最大8両編成まで連結して、通勤・通学ラッシュ時の運行まで、自由自在に運用されております。

デビュー当初は、客車列車のクロスシートでは無く、ロングスシートの片側3ドア車両で、旅行客から不評だった701系でしたが、交流電化区間普通列車や快速列車の、スピードアップや車内の洋式トイレ化で、イメージチェンジした功績は大きかったです。

現在701系も一部の車両は、パンタグラフシングルアーム化や方向幕のLED化改造も、行われておりますがやや、中途半端な改造に、留まっている感じです。

後継のE721系がデビューしておりますが、701系ステンレス車体で、ワンマン運行の使いやすさや、ロングスシートの車内の為、ラッシュ時は詰め込み可能ですので、今後も暫くは継続して、運転されるものと思われます。


外板はステンレス車体の為、帯の塗装で支社毎や路線で、カラー分けされております。

最初に投入された、秋田地区の701系電車も、デビューしてから25年になるとは言え、E721系に今すぐ置き換えの、計画も無い様なので、以外と長く運転されそうですね。

私も701系に何度か乗車いたしましたが、加速の良さとスピードアップで、下手な国鉄型特急電車も、顔負けする走りぷりでしたからねわ、

今日で青春18きっぷ2018夏季も、終了となりますが、東北地区の701系電車で、移動されている方々は、じっくり車内で景色を見て、読書をしながら移動されてみては如何でしょうか。

※写真は東北本線の矢吹~鏡石間を走る701系電車。
写真の701系は仙台支社の車両で、仙台車両センター701系は、グリーン帯塗装の1000番台で運転されている。

撮影日2002年6月撮影


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