E233系3000番台も置き換え対象かな

山手線で増備されている、E235系が全て置き換え完了後は、横須賀線総武快速線E217系の置き換え用として、E235系が製造される予定です。

E235系の近郊型は、前述の横須賀線総武快速線以外にも、上野東京ライン湘南新宿ラインの、E231系E233系を置き換える様ですが、E231系1000番台は房総地区の209系2000番台の置き換えとして転属し、E233系3000番台は高崎や長野支社の211系の置き換えとして、転属するのでしょうか。

E233系3000番台は、半自動ドアの装備以外に、耐雪ブレーキも装備されている様なので、長野地区での運転は可能かと思います。

ただ地方線区への転属の場合、基本編成10両は過剰輸送ですし、配置される車両センターのスペースもございますので、中間車のグリーン車等は廃車になる可能性が高いですね。

また付属編成5両も、付随車のサハは廃車にして、4両編成になる可能性も高いですね。

まあ長野支社の方で転属するにしても、片側4ドア車はやや過剰な感じがいたしますので、もしかしたら新潟支社で運転されている、E129系長野支社版が製造されそうですね。

E233系3000番台も、ワンマン運転向きでは無いですし、第三セクターしなの鉄道115系の置き換え用車両は、E129系をベースとした車両が、投入させる予定ですので、長野支社も当然な流れとして、将来の211系置き換え用はE129系の、ワンマン仕様になる可能性が高いですね。

JR東日本も直流型電車の中にはまだ、国鉄型車両も残っておりますので、E235系の投入による従来のJR型車両は、転配される可能性も高いです。

ただJR型車両でもJR東日本の場合、僅か数年で廃車になった車両や、付随車の余剰車両は廃車にしておりますので、もしかしたらそのまま、廃車になる可能性も高いですね。

この辺りは嘗ての国鉄時代と異なりますが、手間暇掛けて改造するよりは、廃車にして有る物を有効活用した転属改造が、盛んになっておりますからね。

これはメンテナンスや改造を担当する人員の削減と、人件費の抑制や改造費用等を考慮し、わざわざ労力の掛かる改造するならば、廃車にした方がお得なのかも知れませんね。

私も鉄道会社に、勤務している訳では無いので、本来の事情等は知る由も無いですが、これも時代の流れなのかなと、思ったりもしております。

今後も車両の動きに、注目したいですね。

※写真は川口~西川口間を走る、上野東京ラインE233系3000番台電車。

撮影日2018年8月1日



イメージ 1