251系電車も車体の痛みが激しいですね

東京・新宿・池袋と伊豆急下田を結ぶ、特急スーパービュー踊り子号は現在、251系電車で、運転されております。

1990年にデビューした251系は、10両編成4編成の40両が製造されました。

誕生から25年も経つと、車体の外板も腐食して、痛みが激しい車両も有る様で、再来年のE261系がデビューすれば、全編成が廃車になりそうな感じです。

特急スーパービュー踊り子号以外では、湘南ライナーでも運転されておりますが、通勤・通学輸送のホームライナーには、やや使い辛い車両かと思われます。

元々、伊豆リゾート用として製造された車両ですので、1号車・2号車のダブルデッカーグリーン車と、10号車のダブルデッカー普通車、3号車~9号車のハイデッカー普通車は、ビジネス特急向きでは無い、特殊車両かと思います。

海沿いの伊豆急行線を走る251系も、塩害による腐食は、車体以外に下回りも痛みが有るかと思いますが、再来年の引退まで事故や車両トラブルも無く、運転して欲しいと思います。

251系は直流型の特急電車で、前述の通りダブルデッカーとハイデッカー車体ですので、中央本線の狭小トンネルへの運行も厳しいと思いますし、交流区間は電気が異なりますので、当然ながら運行できません。

従ってイベントや波動用で運転となると、房総方面や日光・草津等への、運転に限定されそうですね。

251系もデビュー間もない頃に、藤沢~日光を結ぶ、特急ビュー日光号で運転されましたので、もしJR東日本がE261系デビュー後も、波動用として一部の車両を残すならば、この様な路線で運転すれば良いですね。

まあ日光方面は、東武鉄道の特急スペーシアきぬがわ号等が運転され、JR線にも乗り入れしておりますから、波動用として251系の日光線での運転は、期待できないかも知れません。

草津方面も651系の特急草津号が運転されておりますから、こちらも期待できそうに無いですね。

折角リゾート特急車両として運転されて来ましたので、自社線で運転するとなると、臨時特急として黒磯行きの特急での運転やいっそうの事、新潟方面の臨時特急として、運転してみると受けそうな感じがいたしますね。

新潟方面も上越新幹線と並走しておりますので、ちょっと気になる処ですが、過去に羽越本線の村上まで、運転されておりましたので、何かしらの臨時列車で、運転してみると、乗客も乗ってみたくなると思いますよ。

多分、実現の可能性は低いですが、251系の波動用に於ける、有効活用についてブログで、書き込みいたしました。

※写真は北浦和~与野間のカーブを通過する、251系電車の回送列車。
もしかしたらイベント列車として、普段は走らない貨物線を走る251系を使用した、イベント列車も面白いかも知れない。

撮影日2018年6月30日


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