787系電車のリニューアルは行われるのかな

JR九州787系特急電車は、1992年から2002年に掛けて、140両が製造されました。

現在、南福岡車両区に96両と、大分車両センターに44両が配置され、JR九州の交流電化区間の、特急ソニック号・特急ハウステンボス号を除いた特急電車で、運転されております。

デビュー当初は、特急つばめ号の専属特急として、博多(一部は門司港)と、西鹿児島(現 鹿児島中央)を結んでおりましたが、その後は特急有明号・特急かもめ号・特急シーガイアにちりん号等でも、運転される様になりました。

九州新幹線新八代鹿児島中央間の、暫定開業前の年に、ビュッフェ車の普通車化や、外部塗装の変更が行われた787系ですが、他にも特急有明号の増発の為、中間車の運転台取り付け改造も、行われたりしました。

初期車は製造から25年が過ぎて、一部の車両は外板の塗装が剥げたりして、ボロボロの車両も有る様ですが、今後も暫くは、JR九州の特急電車として、運転されると思いますので、リニューアル工事を実施して、綺麗な姿で走って欲しいと思います。

ただ増結用の付随車サハで、今後は余剰廃車が発生しないか気になる処ですが、南福岡車両区の787系も、増結用のサハが12両しか無く、14編成全てを7両化する事は不可能です。

787系も特急つばめ号や特急リレーつばめ号が、九州新幹線開通により廃止後は、地味な特急運用が多くなってしまいました。

もし一部の編成を、783系・885系に特急運用をトレード可能で有れば、捻出した6両編成を、ジョイフルトレインの様な、豪華仕様の車両に改造して、増結用のサハ12両を、12編成は6両から7両にして、2編成だけ6両になるのを、豪華仕様のジョイフルトレインに、改造すれば良いと思います。

折角5年前に、ななつ星の77系客車もデビューし、次にキハ47を2両改造した、或る列車もデビューしましたので、鋼鉄車体で改造も容易な、787系種車にして、JR九州の交流電化区間全てで、運転してみては如何かなと思います。

勿論、可能で有れば、第三セクター肥薩おれんじ鉄道にも乗り入れて、運転するのも良いと思いますよ。

車内は旅の移動で、退屈にならない様な車両にして、一部の車両は豪華個室のグリーン車や、本格的な食事を車内で楽しめる、ダイニングカーの設置を行い、他の交通機関では真似できない、車両にすれば787系も、再び輝く日は来ると思います。

今日最初の鉄道ブログは、JR九州787系電車の、全車両のバランス良い有効活用を、ブログに書いてみました。

JR九州の交流電化区間だけの、クルーズトレインやジョイフルトレインの様な、移動を楽しむ事ができる、鉄道車両がデビューすれば、単なる移動だけでは無く、エンターテイメントを取り入れて、リピーターになって頂けるのでは、無いでしょうか。

※写真は鹿児島本線の撮影地、天拝山~原田間を走る、787系特急電車。

撮影日2008年12月22日



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