京王線で18両編成の配給列車が運転された様です

おはようございます。今朝の東京は曇り空の天気で、すっきりしない空模様です。

一昨日、京王線の明大前~代田橋間で、9000系電車(9703F編成)が、線路際に倒れていたブロック塀と衝突し、先頭車のスカートと、ブレーキ系統?を破損する事故が発生いたしました。

幸い乗客・乗務員共に怪我は無かったものの、この日は半日近い運転見合せや運休、終日ダイヤ乱れで混乱した様です。

前日の台風24号の影響で、秋雨前線から降り続いた雨により、路盤の緩みと風速30メートル以上の強風で、ブロック塀が倒れたのかも知れません。

今回の事故により、自力回送できない9703F編成は、同じ9000系の9749F編成に牽引されて、若葉台に有る京王線の検車区に18両編成で、回送されました。

今回のアクシデントとトラブルで、京王線ではイレギュラーな18両編成の運行が実現いたしましたが、事故現場に足を運んだ鉄道ファンの方も居た様で、18両編成のイレギュラー編成の9000系を、動画や写真に収めた方が、ネット上にアップされている画像や動画を、閲覧する事ができる様です。

これから週末に掛けて、日本列島に再び台風25号が接近する様ですが、台風24号とほぼ同様のコースなので、今回の事故を機会に京王線も、台風による運転見合せが発生し運転再開までには、時間を要する事になりそうです。

京王線も結構、高架化された区間よりも、地上を走る区間もまだ数多く残っておりますので、今後は都内の世田谷区地区の区間は、高架化や地下化を計画して、工事を進めるのでしょうかね。

ラッシュ時間帯は開かずの踏切も有り、渋滞している箇所もございますからね。

京王線も自然災害に強い、鉄道路線を目指して、JRとの競争に対抗している様ですが、人身事故が発生した場合も、並走しているJRの中央線に比べると、京王線の方は運転再開が、早い様な印象がございます。

東京副都心の新宿から、東京多摩地区の八王子や神奈川県相模原の橋本を結び、一部の列車は都営地下鉄新宿線に乗り入れて、都心や千葉市川の本八幡へ運行される路線として、多くの利用者もいらっしゃる重要な路線です。

今後は自然災害に強い鉄道路線として、今後の発展も祈りたいと思います。

事故に遭った9703F編成も、スカートの損傷と、ブレーキ系統の損傷のみで有れば、若葉台の検車区で修繕され、1ヶ月後位には運用復帰になるかと思います。


※写真は千歳烏山付近を通過する、京王線9000系電車の区間急行本八幡行き。

撮影日2018年2月11日

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