さようなら小田急ロマスカー7000形LSE

こんにちは。週明け月曜日、如何お過ごしでしょうか。

10月も半分が過ぎ、時の早さを感じる、今日この頃です。

昨日は「鉄道の日」でしたが、日曜日と言う事も有り、各地でイベントも行われましたね。鉄道部品の即売所で、目ぼしいものをいち早く見つけ、早朝から並んだ方々も、いらっしゃるかと思います。

さて一昨日、小田急ロマスカー7000形LSEの、さようなら運転が行われました。

小田急線沿線の撮影地を始め、小田急の各駅で駅撮りされた方も、多かったと思います。

最後に残った7004編成は、1983年に製造された7000形LSEで、35年経った同車も、70000形GSEロマスカーの増備によって、今年3月に定期特急ロマスカーの運行を終了し、一昨日のさようなら運転までは、臨時列車として運行されておりました。

ラストランを前に家族連れの方は、子供たちに7000形LSEの展望席を取る為、指定券を取る為に、鉄道ファンとガチンコの、切符争奪戦が繰り広げられたかと思います。

今後、7000形LSEは廃車解体されると思いますが、先頭車だけは保存されると言う感じに、なるのでしょうかね。

小田急としても、ロマスカー位は編成毎、動態保存や静態保存で残したくても、車両を留置するスペースが無い事や、固定資産税の問題、維持して行く為の、メンテナンス費用や、部品確保等で今は難しいのかなと、思っております。

私も過去に何度か7000形LSEに乗車いたしましたが、昭和時代に製造された小田急ロマスカーも、7004編成の引退によって、今後は平成時代に製造された、ロマスカーでの運転となります。

今後、小田急ロマスカーの役者は、30000形EXE 50000形VSE 60000形MSE 70000形GSEの4形式となり、最新のサービスを駆使して、新宿・北千住から箱根湯本・小田原・片瀬江ノ島・御殿場を結んで、運転されるものと思います。

1980年にデビューし、2018年の38年間、走り続けた7000形ロマスカー、3100形NSEの後継形式としてデビューし、鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞し、1982年には国鉄時代の東海道本線で、試験運転に使用され、一時期は10000形Hiseと同様の、更新色カラー塗装変更されたりした7000形LSEも、幕を降ろしました。

38年間、大きな事故も無く、無事に全うした7000形LSEロマスカーよ、本当にお疲れ様でした。

有り難う。そしてさようなら!

※写真は小田急線の撮影地、渋沢~新松田間を走る、特急ロマスカーはこね号
もうこの撮影地で、7000形LSEロマスカーを見られないのは、本当に残念な事で有る。
今後は次世代ロマスカーの、活躍で新しい歴史を作って欲しい。

撮影日2018年3月15日




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