719系0番台もあと数年で全廃か?

こんばんは。今日は秋晴れで絶好の行楽日和でしたが、皆さんは充実した土曜日を、お過ごしになりましたか。

有名人の方々の訃報が続いておりますが、声優でナレーターの田中信夫さんが、今月17日に83歳で、お亡くなりになりました。

田中信夫さんも、多くのアニメの声優として活躍し、子供の頃のアニメ番組で、お馴染みの方でしたので、寂しい限りです。

心からお悔やみを、申し上げます。

さてJR東日本719系電車で、0番台の車両は現在、25編成まで減少いたしました。

42編成の84両が製造された719系も、E721系の増備により、廃車が進められておりますが、485系から流用した部品が、底を付いて来て、継続運転ができないのが、廃車にする理由かと思います。

上回りはステンレス製の車体ですので、まだ使用できるかと思いますが、下回りは国鉄時代の485系電車の、流用部品でございますので、485系ジョイフルトレインの引退、廃車が進められているのも、もう部品が底を付く寸前かと思います。

同じ719系でも奥羽本線の福島~新庄で運転されている5000番台は、完全な新製車両ですので、こちらの車両は当面、現状での運転継続かと思います。

嘗ては東北本線仙山線で見られた719系も、それらの路線では運用撤退し、現在は常磐線の一部区間と、磐越西線の郡山~喜多方、秋田地区の奥羽本線の一部区間で、運転するのみとなっております。

何れも普通列車のみの運転で、快速列車での運転は、撤退している様ですね。

あと3年以内には、719系0番台も全廃の日を迎えると思いますので、まだ乗車されていない方は、福島会津の紅葉巡りと併せて、乗車と撮影を楽しんでみては、如何でしょうか。

磐越西線719系は、あかべえカラーの帯を巻いておりますが、一般のグリーン帯カラーも、運用に入る場合がございますので、乗り比べも良いかと思います。

一時期は第三セクターの、阿武隈急行719系の譲渡も有った様ですが、485系から流用した部品が底を付く寸前で、メンテナンスの継続が難しいとの理由から、E721系仕様の車両を、新製する事が決まった様ですね。

福島県の財政も、東日本大震災による福島原発の事故や、震災による住民の移転、少子高齢化等により、厳しい状況の中の新製ですので、負担も大きいかと思います。

ただ719系阿武隈急行には、臨時列車の快速運用で、運転してみても良いかと思いますね。

今後の動きに、注目したいと思います。

※写真は東北本線の撮影地、金谷川~松川間を走る719系電車。
現在は東北本線719系が、営業運転から撤退した為、乗車する事はできなくなってしまった。

撮影日2001年8月26日




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