マルチな運用をこなすJR東日本のE257系500番台電車

おはようございます。週末金曜日、如何お過ごしでしょうか。

10月も間もなく終わろうとしておりますが、時の速さを身に染みて、感じる今日この頃です。

さて今日の鉄道ブログは、E257系500番台に関する話題です。

何度かE257系500番台に関する鉄道ブログを、更新して来ましたので、読書の皆さんから「またか」と言う感想が、出て来るかと思いますが、その辺りに関しては、どうぞご了承願いたいと思います。

JR東日本のE257系500番台は、老朽化した国鉄型特急電車の、183系・189系の置き換え用として、95両が製造されました。

1編成5両での運転から、2編成を増結して10両まで、運転可能な車両運用をこなす為、快速列車から特急列車、団体列車や臨時列車まで、幅広い運用で活躍しております。

現在の処、3編成組み合わせて、15両編成での運転や、異形式車両との連結(253系とE257系500番台との連結や、255系とE257系500番台との連結等を指します。)は皆無ですが、小回りの利く車両ですので、JR東日本の直流電化区間のエリアでは、各支社共に要望の多い車両かと思います。

ただ前面運転台が、分割併合運用を考慮した、貫通扉の特急電車ですので、新潟支社や長野支社の冬季運用は、貫通扉の隙間風から、寒く感じるかと思いますので、運転士や車掌の負担が増えるかと思います。最もE257系500番台も、耐寒耐雪は施されておりますので、485系200番台の様な不完全密閉の、貫通扉では無いと思います。(この辺りは予想ですので、悪しからず。)

千葉支社管内の特急運用が削減され、一部の車両に余剰は出ておりますが、小回りの利く車両ですので、ホーム有効長が千葉支社管内の駅よりも短い、路線での運転には助かる車両かと思います。

前述の異形式車両との連結で、JR東日本もそれぞれの車両に、読み替え装置や連結面の高さが合えば、E257系500番台は、同じE257系0番台を始め、253系255系E259系と、連結する事ができるのでしょうかね。

もし可能で有れば、特急踊り子号もE257系0番台の、伊東・伊豆急下田行きと、同500番台の修善寺行きの運用に、充当する事が可能になりますね。

異形式車両との連結は、E231系E233系の組み合わせ等で、見る事はできますが、特急型車両での異形式車両との連結が、実現できれはJR東日本では初めての、特急型車両同士の異形式車両を連結した、営業列車の誕生になりそうですね。

JR西日本の681系と683系に次ぐ、運転となりますが、車両の形も異なりますので、ちょっと違和感有るかなと思います。

まあ北海道新幹線開業前のJR北海道で、785系と789系の青函特急の様に、外板塗装も合えば、違和感は其ほどでも無いかなと思います。

それではこの週末、秋晴れの空の元で、楽しいひとときを、お過ごしください。

※写真は青空をバックに、橋梁を通過する、特急新宿さざなみ号で運転中のE257系500番台電車。
1編成5両単位の電車の為、様々な種別でマルチな運転が可能なE257系500番台は今後、185系の波動用車両も全て、置き換えて行くかと思われる。

撮影日2018年4月8日 内房線 巌根袖ヶ浦にて。



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