EF200型機関車の運用終了か?

こんにちは。3月最後の週末金曜日、如何お過ごしでしょうか。

今朝、鉄道掲示板やSNS、他の方の鉄道ブログを閲覧しておりましたら、JR貨物EF200型機関車の運転が、終了したとの記事を目にしました。

1990年に試作機がデビューし、1993年までに合計21両が製造された、ハイパワー機関車でした。

しかしバブル崩壊後の不況や、貨物需要の低迷で、製造両数も少数に止まり、あまりのハイパワー機関車だったので、変電所に負担が掛かり、旅客会社の電車の運行に、支障を来すトラブルを、起こしてしまいました。

また製造元の日立も、電気機関車の製造を辞めてしまった為、部品の調達も困難になり、EF200よりも古い国鉄型の直流型電気機関車が、現在でも運転されている状況からすると、あまりにも短い貨物列車の運転になってしまい、残念な気持ちになります。

もしEF200も製造元の日立が、現在でも機関車を製造してたならば、EF200の廃車もまだ、免れたのでは無いかと思います。

あと貨物列車以外に、旅客会社の客車でJR発足後に製造された、E26系客車のカシオペアや、77系客車のななつ星、オハ35系4000番台客車との連結も、実現できれば良かったですね。

結果的に客車牽引も叶わずに、EF200の運転は終了してしまう為、もし実現できるとしたら、鉄道模型のみの世界になりそうですね。

今後は後釜のEF210が、現在残っている国鉄型機関車の置き換えも含め、EF200を廃車させるものと思われます。

過去にEF200を沿線撮りをした私は、今更ながらにEF200牽引の貨物列車を、撮影できたのは、幸いだったと思います。

現在、JR貨物の吹田機関区に、EF200も留置されておりますが、東京在住の私はEF200が、埼玉大宮の鉄道博物館に、保存される機会がもしも有れば、足を運びたいと思います。

JR東日本の管轄なので、JR貨物の機関車が保存される可能性は低いですが、ハイパワー機関車を身近に、鉄道博物館で見られる機会が有れば、嬉しいですからね。

※写真は夜明けの、山崎~島本のS字カーブを通過し、コンテナ満載の貨車を牽引して西に向かう、EF200牽引の貨物列車。
撮影地の山崎~島本で、EF200を沿線撮りできたのは、今となっては良かったと思う。

撮影日2008年3月


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