デビューから30年迎えた651系電車

1989年3月のダイヤ改正で、特急スーパーひたち号でデビューした、651系電車が製造から30年経ちました。

現在は常磐線の特急列車からは撤退し、特急草津号や特急あかぎ号(平日は特急スワローあかぎ号)で、1000番台に改造され、運用に就いております。

特急スーパーひたち号や特急フレッシュひたち号から運用を撤退した651系は、一部の車両が廃車になりましたが、過半数が現在でも、運転されている状況は、嬉しい限りです。

同車両の中には、ジョイフルトレイン的な列車で、快速伊豆クレイルに改造された編成もございますが、外観の塗装の基本でも有る、タキシードボディのホワイトカラーは、30年経った現在でも、変わらぬ姿で走っております。

651系も永年に渡り、常磐線の特急でスピードを上げ、運転して来ましたので、老朽化も気になる処ですが、暫くは特急草津号や特急あかぎ号で、活躍すると思われます。

651系の基本編成4号車に連結されている、グリーン車は3列シートですが、1人席と2人席が有り、選択肢が有るのは嬉しいです。

特急スーパーひたち号で、デビューした頃は651系も禁煙車と喫煙車が有り、グリーン車パーティションで、禁煙席と喫煙席で分かれておりました。

その後JR東日本が特急スーパーひたち号も、全席禁煙に改めグリーン車も全席禁煙になり、パーティションも撤去された部分に、座席の設置改造が行われ、グリーン車の定員も3名程増えました。

普通列車から特急列車まで、幅広く運用する651系は、今後も現状のまま、暫くはその姿を見る事ができるかと思います。

もし運用に余裕が有れば、臨時の特急踊り子号で運転すれば、185系よりも乗る人が出て来そうですね。

※写真は「回送」表示のヘッドマークで、運転中の651系電車。(尾久~赤羽にて)

撮影日2017年11月19日



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