E501系電車のサイクリングトレインがデビューすれば便利ですね

JR東日本の千葉支社には、幕張車両センターに、209系2200番台を改造した、B.B.BASEと言う、サイクリングトレインが配置されております。

普段は東京の両国から、千葉の房総地区へのサイクリスト為の、ジョイフルトレインとして、土休日を中心に運転されております。

昨年冬にデビューし、自転車を解体して袋に詰め込まなくても、そのまま車内に持ち運んで移動できる為、好評な様です。

そして今月の18日・19日は何と、東京両国から群馬の高崎まで、209系2200番台のB.B.BASEが、団体列車として運転されます。

さて209系2200番のB.B.BASEは、直流電車ですので、常磐線の取手以北や水戸線東北本線の黒磯以北等は、交流電化区間50Hzの為、運転する事はできません。

ただ茨城県にも、サイクリングコースが有り、霞ヶ浦筑波山ひたちなか海浜サイクリングロード等が有り、ニーズは有るかと思います。

そこでE531系の増備で、運用に余裕の出た、E501系をB.B.BASEの様に改造して、サイクリスト向けのジョイフルトレインを、運転してみては如何かと思います。

E501系の車内はロングスシートで幸いにも、バリアフリー式トイレの設置改造も済んでおりますので、車内のロングスシートをB.B.BASEと同様に改造して、自転車をそのまま車内に、持ち運びできる様にすれば、良いかと思います。

E501系電車は、209系電車を基本とした、交直流電車ですからB.B.BASEの車内レイアウトを参考にして、改造すれば良いかと思います。

編成は水戸線等の乗り入れも考慮し、付属5両編成の、K751~K754の4編成の何れかを、改造すれば良いのでは無いかと思います。

運転区間に関しては、東京の上野の頭端式地上ホーム(13番線~17番線)から発着し、上野から常磐線の取手以北の、交流電化区間の駅への輸送や、勝田から水戸線の各駅への輸送や、水戸線両毛線を経由しての、栃木・群馬方面への運転を行えば、良いかと思います。

自転車を解体せずに、車内に持ち運びとなる為、運用区間の制約は有るものの、交直流電車ですので幅広い、運転が可能になります。但し中央本線の高尾以西は、狭小トンネルが多数有るので、整流器が有っとトンネルと、接触する恐れが
有るので、勝田から河口湖や松本までの運転は不可能になりますが、それ以外の路線では電化区間の一部を除き、直通運転は可能になります。

今後JR東日本の水戸支社も、千葉支社と同様にサイクリングトレインが、運転される日を待ちたいと思います。

※写真は水戸線の新治~下館を走る、E501系電車の普通列車小山行き。
水戸線からE501系は現在、運用を撤退した為、常磐線のみの営業運転となってしまった。

撮影日2016年3月21日


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