特急日光・特急きぬがわ号の横浜発着延長を

こんにちは。週末土曜日の東京は、雨模様の天気で外は肌寒いです。

さて東京の新宿と栃木の日光を結び、埼玉の栗橋から東武日光線に乗り入れる、特急日光号や特急きぬがわ号ですが、日光に行くには、やや不便な横浜発着で、運転するようになれば、利便性はよりいっそう高まると思います。

神奈川県から栃木県の日光や鬼怒川温泉の方へ、旅行に行く人も少なく無いと思いますし、県内の小学校や中学校の修学旅行では、日光へ移動する学校も、少なく無いと思いますからね。

JR東日本が横浜発着又は、鎌倉総合車両センターの有る大船発着の、定期列車を運転しないのは、写真に掲載の253系電車が、6両2編成の12両しか無い事や、湘南新宿ラインの線路容量の関係、横須賀線のダイヤ調整が、ネックスなのかと思われます。

車両に関しては、昨日の鉄道ブログでもお伝えした通り、千葉房総地区の特急廃止で余剰になっております、E257系500番台電車を改造し、東武日光線鬼怒川線に乗り入れが、可能になれば運転できます。

あと問題は線路容量やダイヤですね。平日は本数が多くて難しいので有れば、土休日や年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の時期に限り、運転するのも良いかと思います。

車両面では、東武日光線の栗橋~東武日光および、鬼怒川線下今市~新藤原は、ホーム有効長が6両分しか無いので、現在のJR東日本の車両から乗り入れとなると、253系の他にE257系500番台と、E259系の6両編成に限られてしまいます。

E259系には6号車と12号車に、グリーン車が連結されております。もし東武鉄道へ乗り入れる場合、グリーン車の扱いをどうするのかが問題になります。

東武鉄道側はJRのグリーン車の取り扱いで、グリーン料金の申請を、国土交通省に提出しなければなりませんし、東武スペーシア100系電車には、グリーン個室のみになる為、その取り扱いについて、問題になります。まあ253系電車も元グリーン個室を、復元して復活しても良いと思いますね。

JR東日本東武鉄道に乗り入れる場合、グリーン車連結により、東武鉄道との旅客収入の配分も、問題になりますので、E259系では難しいですね。

そうすると候補はやはり、E257系500番台の東武鉄道乗り入れ改造が、今の現状から増発を考えると、妥当な処かなと思います。

確かに6両編成の253系より短くなり、5両編成のE257系500番台になりますから、乗車人員も減少いたします。

それでも東武鉄道側からすると、東武の保安装置が取り付けられて、5両編成となるとホーム停車時の、乗務員負担は軽減できますね。

253系も2編成しかございませんから、検査時や1編成で運転する場合にもしも、不具合が発生したら運休になりますからね。

年間を通じて観光客も多い、日光への安定的な輸送を考えると、余剰のE257系電車を改造し、東武日光線鬼怒川線に乗り入れて、新宿発着以外に横浜・大船発着や、八王子・立川発着が有っても良いと思います。

技術的な問題による乗り換えを強いられる場合を除いて、何度も乗り換えて鉄道を、移動する時代では無いですからね。

今後のダイヤ改正で実現する日が、来て欲しいと思います。

※写真は253系電車で運転中の、特急きぬがわ5号の鬼怒川温泉行き。

撮影日2018年6月1日 北浦和~与野にて


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