おはようございます。6月も後半になりましたが、如何お過ごしでしょうか。
今朝の東京は朝から、気持ちの良い青空が、広がっております。
さて中央総武緩行線のE231系電車に関しては、何度か当鉄道ブログでも、取り上げておりますが、武蔵野線・川越線・八高線に転属の際、余剰になりやすい中間車の付随車(サハE231およびサハE231)は、転属改造の際に編成から外され、他の路線での転用先も無い為、あっさり廃車解体されております。
もし武蔵野線が10両編成対応の、ホーム有効長が全駅に有ったら、中間車のサハは廃車されて無かったと思います。
まあ6ドア車に関しては、もしかしたら廃車になっていたかも知れませんが、あまりにも大量の中間車の、付随車廃車を眺めていると、利用客としては残念な気持ちになりますね。
余剰中間車のE231系サハを、例えばE233系サハに改造して、活用する手段は無かったのでしょうかね。
E233系も現状では、どの路線も所要両数を満たしてしまった感じですが、もし改造が容易で有れば、有効活用しても良かったですね。
先日も埼京線・川越線向けの、E233系7000番台が今年になって増備されておりますが、それらの中間車のE233系のサハに、改造できなかったのでしょうかね。
最も改造するにしても、車内をE233系仕様にしたり、引き通し回路を改造したりしなければならず、手間は掛かりそうですが、車体の箱は出来上がっておりますから、最初から製造するよりも、安上がりかと思います。
ただ改造して営業運転した場合に、検査の関係で足並みが揃わず、中間車を編成から抜いて、検査しなければならない煩わしさや人員の問題で、断念したのでしょうかね。
私は鉄道会社に勤務している訳では無いので、その辺りの詳しい状況に関しては、分からないのですが、JRのメンテナンス職員も国鉄時代に比べ、人員は少なくなっているかと思います。
人件費の高騰や運用効率化により、余剰車両は廃車した方が、安上がりになり解体されているのでしょうか。
特に老朽化や陳腐化と言う理由で無く、余剰で廃車解体になるのは、JR東日本のやむを得ない事情とは言え、不条理に感じる気持ちは否めないですね。
武蔵野線にはまだ205系が残っておりますので、中央総武緩行線のE231系の転属改造は、引き続き行われるかと思います。
次はどの編成が運用離脱し、転属改造に向けて配給されるのかを、注目して行きたいと思います。あと6ドア車の乗り納めと、写真撮影も済ませておきたいですね。
※写真は中央緩行線の御茶ノ水~水道橋を走るE231系電車。
6ドア車ステッカー付きの先頭車も、間もなく見納めになりそうだ。
撮影日2017年5月28日