山形県沖の地震の影響で羽越本線・陸羽西線が運転見合せしております

おはようございます。水曜の朝、如何お過ごしでしょうか。

昨夜22時22分頃、山形県沖を震度とする、地震が発生いたしました。

この地震により、新潟県村上市震度6強のを観測し、山形県鶴岡市震度6弱の揺れを観測いたしました。

この地震の影響で昨夜は、東日本の新幹線や在来線の一部で、運転見合せとなりました。

また震源から近い羽越本線は、特急いなほ13号(E653系U-107編成、ハマナス塗装)が新潟県村上市の、羽越本線の駅間で立ち往生し、新津発鼠ヶ関行きのキハ47系ディーゼルカー普通列車も、立ち往生いたしました。

それらの乗客の方々は、高台の方に避難し、前述の新幹線車内等に閉じ込められた、乗客を含め全員が代行バスやタクシーで避難して無事でした。

震源に近い羽越本線陸羽西線の、被害状況が現段階で、伝えられておりませんので、何とも言えない状況ですが、羽越本線と並走する国道345号線で、土砂崩れ等が発生し、通行止めの状況からすると、羽越本線も土砂崩れや線路の路盤流失等の被害が、発生しているものと思われます。

山形県鶴岡市で、液状化現象も発生しておりますので、同県の酒田市辺りまでの羽越本線陸羽西線も、液状化現象で線路の盛り上りが、発生しているかも知れませんね。

羽越本線特急いなほ号や普通列車以外に、臨時快速列車のきらきらうえつ号の運転や、貨物列車も多く運転されておりますので、もし羽越本線で長期の運転見合せになった場合、太平洋回りの東海道本線東北本線等を迂回したり、船舶輸送やトラック輸送で対応したりするかと思います。

特急いなほ号も羽越本線が、長期の運転見合せになれば、村上~酒田までの一部区間で、運休となるのは必至ですので、山形県庄内地方は、飛行機か高速バスでの移動を、強いられそうです。

前述の通り、被害状況が分からない為、何とも言えませんが、早期の運転再開に向けて、JR東日本も突貫工事で復旧させるかと思います。

今回の地震で被害に遭われた方々の、お見舞いを申し上げますと共に、梅雨入りして低気圧も接近しておりますので、二次災害への被害に警戒し、気をつけてお過ごしください。

羽越本線の車内から眺める、笹川流れをまた見たいものです。

※写真は特急いなほ号で使用されているE653系電車。
こちらの写真は、常磐線北小金南柏を走る、特急フレッシュひたち号で運転されていた頃に、撮影した写真で有る。

撮影日2011年8月



イメージ 1