大雨の影響で運転見合せが相次いでおります

こんにちは。水曜日の午後、如何お過ごしでしょうか。

どうも夏風邪を引いて様で、鉄道ブログの更新が遅くなり、申し訳ございません。

暫く更新が、1日1回になる日もございますが、どうぞご留意願います。

さて先月末から、九州南部で発達した梅雨前線が、活発な大雨が降り続けている影響で、鹿児島地区の交通機関に、影響が出ております。

九州新幹線鹿児島本線日豊本線吉都線肥薩線日南線指宿枕崎線で、一部区間および全線で運転見合せや、特急列車の運転見合せも、相次いでおります。

この他に鹿児島空港発着の飛行機の欠航や、高速バスの運休、高速道路や国道の通行止めも、相次いで発生しております。

JR九州も台風や大雨の時期には毎年、鉄道路線の被害が発生し、長期運転見合せと運休が発生いたしますが、今回の大雨でも、吉都線の路盤が一部区間で流失した為、長期の運転見合せと運休は、余儀無くされそうです。

鹿児島県内はシラス台地の地盤が多く、大雨によって土石流や土砂崩れを、引き起こす軟弱地盤が、多い地域でも有ります。

今から26年前の1993年8月6日に、日豊本線竜ヶ水駅では、姶良カルデラのシラス台地から、土石流が発生し、避難を拒否した日豊本線の乗客数名が、車両ごと土石流にながされました。(近隣の家屋の倒壊や、並走する国道10号線通った車も、流失いたしました。)

竜ヶ水の土石流により、お亡くなりになられた方々や、前述の鉄道車両(キハ40・キハ200)も大破し、廃車になった事故は、鉄道ファンの方々も、ご存知かと思います。

竜ヶ水の土石流被害により、駅周辺の家屋は移住を余儀無くされ、土石流の有った姶良カルデラには、災害を防ぐ為の、対策が行われました。

大雨は今月7日まで続きそうですが、どうぞ今後の気象情報に注意し、海や河川、用水路等には近づかないでください。また山沿いにお住まいの方々は、自治体の指示や、自主避難をして土石流や土砂崩れから、身を守って行動してください。

今回の大雨が早く収束いたします事を、心から願っております。

※写真は阿蘇中岳をバックに走る、キハ200系ディーゼルカー
26年前の姶良カルデラ土石流により、錦江湾に流され大破したキハ200系と、キハ40はその後、事故廃車となった。
今回の写真と鉄道ブログの内容は、一切関係ございません。

撮影日2005年8月27日


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