E501系は常磐線全線開通でどうなる?

こんにちは。今日は七夕の日曜日ですが、東京は雨模様の天気です。

さて先日の鉄道ブログで、常磐線の特急列車で、来春の全線開通に伴い、東京~仙台を直通運転する事について、掲載いたしました。

更にいわき~原ノ町で運転される、E531系の付属編成も、何編成か新製される事が決まり、横浜の総合車両製作所で、製造が始まっている様です。

それによりE501系の基本編成と、付属編成も運用の編成が、出て来そうな感じがいたします。

以前、水戸線で営業運転されたE501系も、全列車がE531系に統一され、客用ドアも通年、半自動扱いになりました。

この事からE501系が水戸線で再び、営業運転される可能性は低い為、常磐線のみでの運転は、引き続き継続されるかと思います。

ただ常磐線も北上するに連れて、乗客も減って行く路線ですので、10両編成での運転は朝夕のラッシュを除き、日中は過剰輸送になる事が多いです。

そう考えると全車内がロングスシートの4ドアで、トイレ付きを考慮すると、取手発着の緑電快速列車の、E231系の運用を置き換えて、E501系で朝夕ラッシュ時間帯の限定運用で、上野東京ラインへの直通列車を、品川~土浦・勝田で運転される可能性も、有りそうな予感がいたします。

E501系にはE531系の様な、2階建てグリーン車は製造されておりません。ただラッシュ時間帯に、混雑の激しくなる常磐線の東京~取手までの運転では、その能力を発揮できるかと思います。

もしE231系の緑電の運用を、E501系に置き換えて余剰編成が出た場合、E231系武蔵野線に転属させる方法もございますから、その辺りに関しては、心配無いかと思います。

デビューして今年で23年になるE501系も、交直流両用電車ですので、まだ廃車の可能性は低いと思います。

JR東日本の水戸支社が、来春の常磐線ダイヤや車両運用に関して、どんな対応をするのかは不明ですが、パンタグラフシングルアーム化や、方向幕のLED化等のリニューアルも、実施されておりますので、まだまだ運転するかと思います。

今後の発表に注目したいですね。

※写真は水戸線で運転されていた頃の、E501系電車の普通列車小山行き。
現在は水戸線での営業運転から撤退し、郡山総合車両センターへ入場する際に、水戸線を回送運転する時に、見られる程度で有る。

撮影日2016年3月21日 新治~下館にて



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