思い出の茶色塗装のEF64 37号機

こんにちは。3連休最終日の祝日海の日の月曜日、如何お過ごしでしょうか。

今日の東京の天気も、スッキリしない曇り空で気温も低く、海の日らしくない休日の天気です。

さて一昨日、臨時列車の寝台特急カシオペア信州号が、上野から常磐線武蔵野線中央東線篠ノ井線経由で、運転されました。

今回カシオペア信州号の牽引を務めたのは、高崎車両センター配置の、EF64 37号機が全線に渡り、牽引いたしました。

残念ながらカシオペア信州号には、カシオペアヘッドマークは付いておらず、今年2月に全般検査を、秋田総合車両センターで受け、国鉄色塗装に再度変更された、37号機がカシオペアを牽引いたしました。

写真は昨年、高崎線の大宮~宮原にて撮影した、茶色塗装(ブドウ色2号)時代の、EF64 37号機です。

こちらの機関車は、1971年(昭和46年)に製造された機関車で、中央東線で運転されておりました、旧型電気機関車牽引の貨物列車の、置き換え用として製造された、機関車でございます。

昭和に製造され現在の令和に至るまで、48年近く運転されて来た、直流型電気機関車ですが、車歴からすると今回、秋田総合車両センターで、全般検査を受けたのが、最後の大掛かりな検査になるかと思います。

中央東線を中心に貨物列車の牽引の他に、客車急行列車や客車普通列車も牽引した、EF64 37号機も次の検査期限までに、廃車になりそうな予感もいたします。

もし廃車になった場合、埼玉大宮の鉄道博物館に保存されるのか、或いは群馬横川の鉄道記念館で保存されるのか、若しくは長野総合車両センターで、解体されるのかは、定かではございません。

ただ前述の通り、EF64 37号機も再来年には、製造から50年になろうとしておりますので、メンテナンスコストや部品取りの関係から、廃車になる可能性も、高いかと思います。

引退前にさようなら運転として、EF64 37号機+12系客車の臨時列車、急行アルプス号の運転も、JR東日本で運転計画を、立てているかと思います。

国鉄色塗装のオリジナルカラーになって、最後の活躍をするEF64 37号機も、撮影できる機会が有れば、撮影したいと思います。

※写真は高崎車両センターへ返却回送運転中のEF64 37号機。
茶色塗装での運転は、2003年から2018年の15年に渡り、運用されて来た。

撮影日2018年1月31日 大宮~宮原にて



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