デビューから30年を迎えたJR東海311系電車

JR東海311系電車は、1989年(平成元年)に製造され、4両編成15本の合計60両が、製造されました。

現在も大垣車両区に、全車60両が配置され、東海道本線普通列車以外に、快速列車や特別快速列車でも、運転されております。

車内は車椅子用のスペース確保と、ラッシュ時間帯の立ち席スペースに対応すれ為、2005年頃に座席の一部を撤去する改造と、菱形パンタグラフからシングルアームの、パンタグラフへの交換が実施された以外は、デビュー当時のままです。

またデビュー当初は、NTTの公衆電話も設置されておりましたが、携帯電話やスマートフォンの普及により、現在は撤去されております。

それ以外には特に変化は無く、方向幕もLED表示への交換も、行われておりません。

311系も1999年に後継の、313系が製造されてからは、東海道本線の快速列車・新快速列車・特別快速列車の運用を撤退し、普通列車の運用に就く事が多くなりました。

ただ数年後313系東海道本線での踏切事故で、運用離脱している編成が有る為、311系も快速や特別快速列車に再び、運用される様になり、暫くは311系の活躍も、続くかと思います。

4両編成の311系は、3両で運転する事も考慮し、クモハ+サハ+モハ+クモハの編成で製造されました。

ただ3両編成で運転した実績は無いので、今後を1編成4両単位の、運転で終始するかと思います。

※写真は夕暮れの浜名湖を渡る、311系電車の普通列車浜松行き。
デビューから30年迎えた現在も、外観の塗装帯はオレンジの帯で、運転されている。

撮影日2005年7月 新居町弁天島にて

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