季節外れの鉄道写真をお届けいたします

こんにちは。今日は暑い日が続きますので、季節外れの鉄道を、お届けいたします。

こちらの写真は、今年3月に長野へ足を運んだ際に、篠ノ井線の撮影地、稲荷山~篠ノ井で撮影した雪煙の中を走る、E127系電車の写真です。

長野地区で運転されているE127系は、1998年12月にデビューした、車内の一部がセミクロスシートの、100番台の車両です。

外観も新潟地区用で1995年にデビューした、0番台車両とは異なり、パンタグラフシングルアーム化や、LEDタイプの行き先表示を備えた、車両で運転されております。

その他の違いはトイレがバリアフリータイプな事や、車両の帯のカラーが異なる点が特徴です。

2両編成12編成の合計24両が製造され、全車が松本車両センターに、配置されております。

運転区間は、中央東線小淵沢塩尻(みどり湖・辰野回り何れも運転)と、篠ノ井線塩尻篠ノ井信越本線篠ノ井~長野、大糸線の松本~南小谷で、運転されております。

ワンマン運転可能な車両の為、地方鉄道の効率的な、運用が可能となっております。

E127系100番台は、長野支社のJR線電化区間の路線で、運転する事が可能ですが、何故かJR東海中央西線飯田線では、運転されておりません。

まあJR東海が承認すれば、E127系100番台も塩尻~中津川や辰野~飯田で、運転も可能かと思いますが、そこまで乗り入れるニーズは、無いのかなと思います。

JR東海ワンマン運転可能な313系電車が、中央西線の名古屋~塩尻と、飯田線全線で運転されてますし、幅も広いですから、E127系100番台をわざわざ、JR東日本から借り入れて、運転させる必要性も無いですからね。

趣味的なには面白いですが、運行コストも掛かりますから、両者共に運転しない感じですね。

ただE127系100番台も、製造から20年以上経ったとは言え、2両編成でワンマン運転も可能で、普通列車以外に快速列車でも、運行されておりますから、まだ暫くは活躍すると思います。

リニューアルする時期に来たら、長野総合車両センターの工場に入場し、VVVF機器の更新や、車内のオールロングスシート化の、改造が実施されるかと思います。

あと可能性が有るとすれば、JR東海エリアへの、乗り入れでしょうかね。

今後も末永く長野支社での活躍が、期待できそうな、電車かと思います。

※写真は積雪の中を、雪煙を上げ通過するE127系電車。
車体はステンレス製で、メンテナンスコストの低減や、ワンマン運転可能な車内の為、今後も暫くは現状のまま推移、するかと思われる。

撮影日2019年3月14日 稲荷山~篠ノ井にて 

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