房総特急の発着を東京・新宿以外で設定してみては!

こんばんは。今週中は千葉の話題に関するブログがメインになりますが、銚子の犬吠埼からの初日の出や、成田山新勝寺香取神宮での初詣、成田空港から海外への旅行と満載の話題が多い月の為、鉄道関連の話題と共に書き込みしております。
今週末には館山~勝浦を結ぶ、SL館山&DL勝浦号が運転されますが、既にSLの勇姿を撮影しようと場所取りの為に、SLファンの撮り鉄外房線内房線の撮影地に三脚(通称ゲバ)置きしたり、周辺の宿泊施設が満室なっているホテルも有るのではないでしょうか。まあ9年ぶりにSLの運転と相まって、房総の海をバックにD51が12系客車とDE10のプシュプルで運行されるシーンは、滅多に無いですから今月の千葉観光は房総の温暖な気候に咲く花々と共に、賑わうのではないでしょうか。
さてSL運転は沿線自治体も少子高齢化や観光客の減少で、ぜひ地域活性化に結び付けたいと思い、SL運転への資金援助をJR東日本へお布施していると思われますが、房総の安房地区や東総地区の銚子方面の特急電車が、相変わらず東京や臨時で新宿発着ばかりの運転で、やや工夫が無いのが残念な状況でございます。
まあ首都圏の過密ダイヤで中々思う様に行かない面も理解できますが、高速バスとの競争で優位性が年々失われている千葉地区の鉄道は、少子高齢化の進む安房地区や東総地区の、現状を踏まえるとダイヤ維持も難しい状況でなので、ここは大胆な発想のダイヤが望まれる処でございます。
京葉線を経由する特急わかしお号・特急さざなみ号は、京葉線地下ホームの東京駅が行き止まりの駅で、その先は延伸されていない為、東京だけの発着になってしまいます。これらの列車の一部を千葉経由の、総武本線経由にして横浜・大宮から発車することや、特急しおさい号も同様に横浜・大宮発着を設定して欲しいと思います。
その様な運転系統にすることにより、高速バスとの競合も避けられますし、新規需要開拓としてもぜひ実施して欲しいと願っております。もし長大編成で採算面に不安があれば最初は小回りの利く、E257系500番台5両編成で運転して、好評であれば255系9両編成やE257系10両編成又は651系7両or11両編成で、運転すれば良いと思います。
列車名も従来の特急わかしお・さざなみ・しおさい号から、別の愛称名で運転してみては如何でしょうか。例えば「なのはな」「なぎさ」「犬吠」の様な愛称名でも良いと思いますし、誤乗防止としても愛称は分けても良いのではないでしょうか。
折角E257系500番台も、アクアライン経由の高速バスで削減された、特急さざなみ号の余剰車で本来は特急として運転される車両を、臨時快速列車で運転されている有様ですので、折角特急用車両として生まれたのですから、本来の用途に使用して欲しいと思います。
この春のダイヤ改正内房線の東京~館山間は、特別快速廃止や普通列車の減便で、嘗ての勢いを失って来ておりますが、何もしないまま高速バスに乗客を取られて対策をしないのは、あまりにもJR東日本千葉支社のやる気を窺い知ることができません。
今後の改善策を願っております。
写真はイメージです。


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