特急オホーツク号・サロベツ号の置き換えは前倒しした方が良い!

或る方の鉄道ブログを拝見したら、JR北海道の特急サロベツで頻繁に運休が発生している記事を、拝見いたしました。
運休の原因は、野生動物の鹿と衝突し、急ブレーキを掛ける際に車輪に傷が付いて、折り返しの運転ができないのが原因の様です。同車はキハ183系特急ディーゼルカーを使用しておりますが、車両によっては国鉄時代に製造された車両が充当される場合もあり、老朽化も激しい感じです。
まあ一部の車両を同車使用の特急オホーツクと車両運用の面で差し替えを、札幌苗穂運転所で行っておりますので、これから冬季の厳寒で豪雪の北海道特急は全般的で、過酷な運転を要求されます。
来年の春のダイヤ改正で、特急オホーツク号・同サロベツ号の旭川発着にする計画ですが、運転区間縮小と北海道最大の都市、札幌発着を廃止するのはやはりマイナス面が大きく、更に利用者が減少する悪循環を秘めております。
現在JR北海道では、老朽化したキハ183系を置き換える為、キハ261系1000番台が製造されておりますが、特急スーパーとかち号や同北斗号には充当されているものの、特急オホーツク号・同サロベツ号には置き換えの具体的予定がございません。
もし置き換えるならば早急に置き換えをして、特急オホーツク号と同サロベツ号を札幌~旭川間を併結列車として運転し、特急サロベツ号も特急スーパー宗谷号との共通運用も兼ねて、車両の不具合が発生した時も、容易に車両変更できる様にして欲しいと思います。
検査・整備を行う札幌の苗穂工場が、札幌から隣接した場所にございますので、やはり特急列車は旭川~網走・稚内での運行よりも、札幌から発車した方が良いと思います。旭川車両基地はございますが、本格的な検査や整備の施設はございません。その為に本格的な整備工場を建設するのは、あまりにも費用が掛かりますし効率も悪いです。
JR北海道がこの夏の台風の影響で、鉄道被害が発生し大幅な赤字を記録いたしましたが、これから本格的な冬季の運転で経費も増大いたします。やはり少子高齢化社会が加速し、北海道の人口は札幌周辺地域以外は全般的に過疎化へ向け人口が減少気味です。
JR北海道を含むJRグループが全般的に、自社内での独立採算で運行するには、限界の時期にも来ている感じがいたします。JR九州では先月上場いたしましたが、JR北海道JR四国の株式上場で完全民営化は、今後困難を極めると思います。
JRグループ全般で助け合って、運行区間をフォローが必要な時代だと思います。
写真は函館本線 苗穂~白石間を走る、稚内行きの特急サロベツ号。(2007年5月撮影)

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