JR貨物も災難続きです

今日未明に発生した、北海道道地震(通称)で、震源地の安平町では土砂崩れの現場で、懸命な救出作業が続いております。

北海道エリアの交通機関は、鉄道関連に関しては現在も、運転見合せが続いております。

先日は関西で台風21号による被害が発生し、今年7月は西日本で大雨による被害と、自然災害により鉄道が最もダメージを受けている年だと思います。

特に全国ネットで貨物列車を運転しているJR貨物は、メイン輸送の山陽本線が7月の大雨による被害で、船舶やトラック輸送、山陰本線の迂回貨物の運転で、九州方面の荷物や製品等を、代替輸送しております。

今回の地震で、JR北海道の被害状況がどの位の規模なのかは、まだ分からない状況ですが、震源地の安平町に近いエリアを通る、室蘭本線が何も被害が無い状況とは思えませんので、北海道方面の貨物列車も、長期で運休する可能性も、高くなっております。

これから北海道の野菜や魚介類の輸送シーズンに、JR貨物も収入源が下がる予想ですので、ダメージも計り知れないかと思います。

JR北海道エリアの鉄道は、まず電気の復旧も不可欠ですので、早期の復旧が待たれる処です。現状では札幌周辺の踏切が鳴りっぱなしで、休止扱いもできて無い様ですね。

北海道も暫くは、余震も発生しやすいので、今後も警戒が必要です。また台風シーズンに差し掛かり、大雨による河川の氾濫や、土砂崩れ等も懸念材料です。

これ以上の被害が無い事を祈ると共に、私たちも自然災害に対する警戒を、常に持って行動する事が、身に降りかかる被害を最小限にする事だと思います。

道内の皆さんも、これから夜を迎えるのに辺り、夕方以降は気温も下がり涼しくなったり、肌寒くなりますので、暖かくしてお過ごしください。また寒い場合、停電が続いており、石油ストーブで温める場合は、余震による揺れと火事に気をつけて、お過ごしください。

※写真は根室本線の御影~芽室を走る、DF200牽引の貨物列車。
北海道エリアを走る貨物列車も、今後暫くは運休になるかも知れないので、野菜の高騰等が懸念される。

撮影日2009年9月




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