鉄道路線を見て思うこと

おはようございます。日曜日の朝、如何お過ごしでしょうか。

今朝は未明に目が覚め、鉄道掲示板やSNSを閲覧しておりました。その後また2度寝して起きたのが、8時半頃でしたので、ちょっと無駄にしてしまいましたが。

さて前述の鉄道掲示板やSNSを閲覧し思ったことは、我が国の鉄道路線の線路や、集電方式がマチマチで統一性が無く、他社線への乗り入れが容易では無い事かと思います。

写真の銀座線は線路が1435mmで、集電方式は第三軌条方式ですが、東京メトロで銀座線と同じ方式は、丸ノ内線しか無く、他の路線は線路が1067mmで、架線方式の集電となっております。

東京メトロの方はまだ、2種類の線路や集電の違いで済んでおりますが、都営地下鉄になりますと、4路線全てがマチマチで、線路は浅草線大江戸線が同じでも、両者の営業車両はトンネルの幅の違いの関係で、共通運用で運転することはできない為、東京西馬込に有る車両基地に、大江戸線の車両を回送する際は、専用の機関車が牽引して、回送運転を行っております。

その他に関東の私鉄各線も、線路幅がマチマチで一部の路線を除き、地下鉄との乗り入れや、他社私鉄との乗り入れは、できない状況です。

鉄道建設の歴史的な違いや、建設コスト等の関係で、線路幅や集電方式による違いにより、これからの少子高齢化で、高齢者が増える時代には、マイナスの要因になるのは、否めない状況かと思います。

道路が有れば、一部の道路を除き、自由自在に走れる車と異なり、鉄道は自前でのメンテナンスで、経費を描けなければ営業運転できない点で、国土の狭い日本では、不利な状況を強いられておりますが、新規に鉄道路線を建設する際に国も、規格化されたガイドラインを、古い時代から運用できなかった点は、悔やまれる一因かと思います。

前述の日本の鉄道線路で、1435mmの標準軌は主に、JRの新幹線と一部の在来線、私鉄路線だけに限られており、その他は狭軌の1067mmが、主流となっております。(他に1372mmや762mmの、鉄道線路もございます。)

少子高齢化で日本の鉄道利用者は、今後も減少して行くことが、予想されておりますが、鉄道建設も線路に関しては、規格化サイズを、1067mmと1435mwの2種類に統一しておけば、良かったのでは無いかと思います。

つまりJR在来線と私鉄路線は1067mmで建設し、新幹線は1435mmで建設とする。更に電化区間に於ける集電方式は、架線からの集電に限る。と鉄道建設に於ける法律で決まれば、線路幅の違いで乗り入れできず、乗客や社会ニーズに対応できないのは、残念な結果としか言えないですね。

まあ3軌道で営業している路線や、青函トンネル区間等もございますが、線路が車輪による摩擦で、磨り減るのが偏るので、鉄道会社としてはその様な乗り入れは、あまりやりたく無い感じですね。

以上、鉄道路線を見て感じ事を、素人的な視点で、今日は書き込みいたしました。

※写真は工事中の、渋谷駅を出発し浅草へ向かう、銀座線01系電車。

撮影日2017年3月6日


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